防災BASEの開設とその目的
佐川アドバンス株式会社(SGA)は、2025年9月1日、「防災の日」に合わせて東京都江東区に新たな防災備蓄品管理センター「防災BASE」を設立しました。近年、地震や豪雨といった自然災害が増加する中で、自治体や企業は日常から防災に備えながら、災害発生時には迅速な対応が求められています。中でも、体制構築や運営における課題が多い現状を受け、SGAはそのソリューションを提供することを目指しています。
独自の管理システムの活用
SGAでは、独自の「防災備蓄品管理システム」を導入し、食品の賞味期限管理や分散配置された在庫の一元管理が可能になります。これにより、迅速かつ効率的に備蓄品を運用することができるのです。AIやデジタル技術を駆使した次世代型防災構想「防災4.0」の実現に向けて、地域の防災力を高める取り組みを進めています。
事業概要と提案内容
1. 総合力を活かした提案
自治体や企業からの相談に対して、SGホールディングスグループの豊富なリソースを生かし、徹底した提案を行います。防災備蓄品の調達や管理、配送のほか、内閣府システムとの親和性が高い防災備蓄品管理システムを用いた在庫管理や再流通をサポートします。
2. 新サービスの企画・開発
防災備蓄品だけでなく、災害用トレーラーハウスや医療用コンテナ、さらには防災イベントや体験型ブースの設計など、新たなサービスや商品の開発に取り組んでいます。これにより、地域住民や企業に対して防災の認知度を向上させ、対策への関心を呼び覚ますことを目指します。
3. 情報発信の強化
「防災BASE」を中心に、自治体や企業向けに関連情報の発信や相談窓口機能をさらに充実させ、地域の防災力を一層向上させていく方針です。
拠点の詳細
名称:佐川アドバンス株式会社 防災備蓄品管理センター「防災BASE」
所在地:〒136-0075 東京都江東区新砂1-8-10 SGHビル新砂5階
電話番号:03-6887-0031
メールアドレス:
[email protected]
このような取り組みを通して、「防災と言えば佐川アドバンス」という認識を広め、日常的に防災意識の向上に貢献していきたいと考えています。自治体や企業などの多様な防災活動をサポートし、地域全体の防災体制を強化するために貢献していく所存です。
参考情報
佐川アドバンスの防災に関する取り組み
防災4.0について: これは内閣府が提唱する未来型防災構想で、デジタル技術や自治体企業連携を通じて、一人ひとりが災害リスクに対して備えるというコンセプトです。