環境に優しいサングラス
2025-03-18 09:26:17

廃漁具で作る新たな価値!環境配慮型サングラスが登場

環境保護の新たな形、廃漁具から生まれたサングラスの魅力



宮城県気仙沼市に本社を置くamu株式会社が、漁具をアップサイクルした新しいサングラスの販売を開始しました。このサングラスは、使用済みの漁具を素材にしたもので、環境への配慮とファッション性を兼ね備えています。「漁具から、価値の常識をひっくり返す。」というミッションのもと、廃漁網のリサイクルに取り組むamuが生み出した「amuca®︎ PA」を使用したフレームは、60%がマグロ延縄漁用の釣り糸から作られています。

廃漁具リサイクルの現状と問題点


日本の海に漂うプラスチックごみの中でも、漁業関連のゴミは59.5%を占めています。これがゴーストギアやマイクロプラスチックとなり、海洋生態系に深刻な影響を与えています。しかし、廃漁具の適切な処理やリサイクル方法が確立されておらず、漁具の放棄や投棄が続く現状があります。これらの問題を解決するため、amuは漁具の回収・リサイクルを一貫して行い、新たな価値を創造する取り組みをしています。

サングラスのデザインと機能性


新商品のサングラスは、ウェリントン型の「Kesenray」とボストン型の「Kesenmola」の二種類があります。どちらもクラシックで世代を問わないデザインが魅力で、上品な印象を与えることができます。さらに、フレーム部分には「amuca®︎ PA」という漁具由来のナイロン素材が使用されています。レンズは生分解性のBioレンズで、環境にも優しい設計です。これらの眼鏡は、ファッションアイテムとしてだけでなく、日常生活の中で気軽に環境貢献を行う手段でもあります。

プロダクトストーリーを知る「amuca®︎タグ」


購入者は、サングラスに付属する「amuca®︎タグ」のQRコードを読み取ることで、この商品がどのようにして生まれたのかを知ることができます。廃漁具が新たな価値を持つ資源へと生まれ変わる過程を理解することで、消費者は商品に対する愛着を深め、より長く大切に使おうとする気持ちが芽生えます。

広がるアップサイクルの可能性


今後、amuはさらに多くのブランドとコラボレーションし、漁業関係者やアウトドアイベント、アパレル、マリンスポーツ、ファッションなど、多様な分野でのサングラスの展開を計画しています。「いらないものはない世界をつくる。」というビジョンを持って、廃漁具のアップサイクルを進めることで、地域資源の新たな創出と環境保護を推進していきます。

このような取り組みが広がることで、私たちの持続可能な未来に向けた選択肢が増えていくことが期待されます。海との親和性を大切にする生活を提案するamu株式会社の新しいサングラスは、環境意識が高まる今、特に注目すべきアイテムとなるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
amu株式会社
住所
宮城県気仙沼市南町2-2-25
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。