SaaS企業Biziblが2億円の資金調達を実施し、さらなる成長へ

ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl」が資金調達を完了

ウェビナーマーケティングサービスを展開する株式会社Bizibl Technologies（東京・千代田区）は、2億円の資金調達を完了したことを発表しました。新たに栖峰投資ワークス、Adlib Tech Ventures、きらぼしコンサルティングを新規投資家に、PRIMAL CAPITAL、F Venturesが既存投資家として参加しました。さらに、三井住友銀行や日本政策金融公庫からも融資を受ける形での資金調達となります。

資金調達の目的と背景

この資金調達の背景には、成長著しいコンテンツマーケティング市場があると言えます。特に、生成AIの技術革新により、個人や企業がコンテンツをより手軽に制作できる時代が到来しました。しかし、その一方で多数のプラットフォームによるコンテンツ運用の難しさや、情報の質の低下といった課題も浮上しています。ウェビナーを中心に、様々な形態のコンテンツ制作を支援し、効率的な情報発信を実現することが求められています。

Bizibl Technologiesは、「人と情報をシームレスにつなげる」を企業のミッションに掲げ、現在も年率200%を超える成長を遂げています。月間のウェビナー開催数は2,500件以上、申し込み件数も累計300,000件を超え、顧客数は今回の資金調達を機にさらに増加する見込みです。

新たな機能の追加と販促強化

資金調達により、Biziblは主なサービスであるウェビナーマーケティングSaaSの機能を拡張し、販促活動を強化します。これにより、オンデマンド動画やPodcast、オフラインイベントも含むマーケティングコンテンツ全般をカバーするプラットフォームへと進化させる考えです。この取り組みにより、自社の顧客企業がさらなる成長を遂げる手助けをすることを目指しています。

投資家の期待

各投資家からも期待の声が寄せられています。栖峰投資ワークスの代表は、花谷社長と出会った頃からの成長を振り返りながら、Biziblがウェビナーを通じて提供する価値を高く評価しています。また、Adlib Tech Venturesの代表も、Biziblが持つ運用ノウハウの重要性を強調し、長期的な成長の可能性を示唆しています。きらぼしコンサルティングのパートナーも、現場の声を反映した同社のアプローチに大きな期待を寄せています。

今後の展望

Bizibl Technologiesは今後、収集したデータをもとに生成AIと連携したサービスを展開し、コンテンツ制作から顧客獲得までを一貫して支援する体制を整えていきます。今回の資金調達を経て、さらなるイノベーションを追求し、マーケティング領域でのプレゼンスを高めていくことでしょう。企業の皆様には、これからも多様なコンテンツを通じて、新たな顧客との出会いを提供できるプラットフォームとしてのBiziblをぜひご利用いただきたいものです。