新システム「Dommit」
2025-08-27 14:42:24

セキノ興産と日鉄物産が共同開発した建築板金業界向け新システム

新システムの誕生



株式会社セキノ興産と日鉄物産株式会社が、建築板金業界に新たな光をもたらすべく、共同で開発した新システム「Dommit for 板金メイト」の販売を開始しました。このシステムは、改修工事における需要の捕捉や、業界が直面している様々な課題に対応することを目的としています。

セキノ興産の「板金メイト」



「板金メイト」は、1995年から建築板金業者向けに提供されてきた積算システムです。CAD編では、外装写真や図面データをもとに、必要な材料を自動でピックアップすることが可能です。また、見積編では、工事コストや管理の情報を集約し、見積書や請求書の作成まで一貫して行えます。こうした機能により、多くの業者に支持されてきました。

日鉄物産の「Dommit」



一方、日鉄物産が提供する「Dommit」は、2023年の5月に市場に登場した、建築板金工事業者向けのプラットフォームです。ドローンで撮影した画像データを基に、屋根や外壁の改修工事を効率化する3Dモデルを生成します。この仕組みにより、材料選定から積算、見積作業までを自動化し、安全性の向上を実現しています。特に、建築工程における事故を防ぎ、業務の効率を高める役割を果たします。

業界の課題への対応



今回の「Dommit for 板金メイト」は、両社の特色を活かし、技能者不足や高齢化といった建築板金業界の根深い問題に取り組むものです。多機能な「板金メイト」と、最新のDXツールである「Dommit」を組み合わせることで、現場調査や見積業務のさらなる効率化が期待されています。

また、2023年3月に国土交通省から発表された通知に関連して、改修工事において構造耐力が安全であるかどうかの確認が求められています。これに対する対策として、セキノ興産は当社が提供する「構造確認サービス」との連携を考えており、実際の施工において安全性をしっかりと確認していく方針です。

今後の展望



両社は今後も連携を深め、改修工事の需要を捕捉し続け、建築板金業界の問題解決に向けて新たなソリューションを提供していくことを目指しています。「Dommit for 板金メイト」は、その第一歩となる新たな取り組みであり、業界全体に良い影響を与えることが期待されています。

セキノ興産と日鉄物産の取り組みで、建築板金業界の未来が明るく、より効率的な業務が実現されることを楽しみにしています。


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会社情報

会社名
日鉄物産株式会社
住所
東京都中央区日本橋二丁目7番1号 東京日本橋タワー
電話番号
03-6772-5003

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