スタティスタ・ジャパンの新たな風、宮本奈央子氏の就任
スタティスタ・ジャパンは、10月に宮本奈央子氏が新たにカントリーマネージャーに就任することを発表しました。この人事の変更は、同社が提供する統計データプラットフォームの価値提供を強化し、日本市場でのブランド成長を加速させるための重要なステップです。
宮本氏は、過去の経験を生かし、日本のエンタープライズ向けにスタティスタの強力なグローバルデータやマーケットインサイトを広める役割を担います。彼女は「スタティスタ・ジャパンの素晴らしいメンバーの一員になれたことを嬉しく思い、日本の企業が競争力を高めるためのサポートをしたい」と、その決意を語っています。
宮本奈央子氏の豊かな経歴
宮本氏は大学を卒業後、株式会社インターネットイニシアティブにて、中央省庁や教育機関向けのシステム構築に従事。2018年にはガートナージャパンに入社し、製造業や建設業など幅広い業界のCIOを支援しました。特に2019年には法人営業での卓越した業績を評価され、日本トップアチーバーの称号を受賞しています。最近2年間は中堅企業向けの部門を立ち上げ、事業の拡大に貢献。2024年にスタティスタ・ジャパンに参画し、その能力を発揮することが期待されています。
市場の可能性と背景
Statistaは、100万点以上のデータを扱うビジネスインテリジェンスのポータルとして、170以上の業界を対象に、包括的な情報を提供しています。ファクトに基づいた意思決定を支援する独自のデータ環境は、2万2,500のデータソースを基にしており、その中には様々なトピックに関するデータ、分析やトレンドが含まれています。2007年にドイツで設立され、14カ所で約1,400人の社員を抱えるというグローバルな規模を持つ企業です。
新たに就任した宮本氏に対して、Global Chief Revenue OfficerのArne Wolterは「今後の日本市場が特に成長著しいと感じており、彼女の経験が日本のクライアントに多くの価値を提供してくれると確信している」と述べ、その期待を寄せています。
未来への展望
スタティスタ・ジャパンは日本法人設立から4年が経ち、多くの企業が同社のデータの魅力を実感しています。今後も進化を続けるプロダクトや生成AIによるユーザーインターフェースの改善により、クライアントのビジネス拡大に寄与することが見込まれています。宮本氏の指導のもと、スタティスタはさらなる飛躍を目指していくことが期待されています。
この新しいカントリーマネージャーの指揮の下、スタティスタ・ジャパンがどのようにブランド成長を加速させていくのか、業界全体が注目しています。