BASFのサーキュラリティ推進とUltrason® P 3010 BMBの導入
ドイツの化学企業BASFは、持続可能な未来を実現するために、Ultrason®の新しいポートフォリオとして、バイオマスバランスを利用したポリフェニルスルホン(PPSU)「Ultrason® P 3010 BMB」を発表しました。この素材は、従来の化石由来の原料の一部を再生可能なバイオサーキュラー原料に置き換え、環境負荷を軽減することが狙いです。また、この新グレードは、従来品と同等の加工性や品質を持つため、新たな投資や工程の見直しが不要であり、顧客の生産プロセスにシームレスに統合できるのが特長です。
ウルトラソン® P 3010 BMBの特徴
Ultrason® P 3010 BMBは、化学的に標準的なUltrason® P 3010グレードと同一の特性を持っています。これにより、顧客は安全性や性能に対する厳格な基準を維持しつつ、サステナビリティ目標の達成に向けて大きな一歩を踏み出すことができます。また、BASFのルートヴィッヒスハーフェン工場では、100%グリーン電力を用いてこの素材が生産されており、そのプロセスは資源効率に優れ、環境保護にも寄与しています。これにより、顧客は化石資源の代替を進めながら、競争力を維持することが可能です。
お客様のサステナビリティ目標を支援するULTRASON
BASFのUltrason®担当者であるローベック七海氏は、「Ultrason® P 3010 BMBを通じて、私たちはお客様がサステナビリティへの取り組みを前進させる手助けをすることができる」と語っています。この新製品は、哺乳瓶や医療機器などの厳しい安全基準が求められる製品にも適合し、耐薬品性や高温安定性を兼ね備えています。
業界初のバイオマスバランス・アプローチ
2025年には、BASFは業界初のバイオマスバランス・アプローチによりポリエーテルスルホン(PESU)を提供する計画です。これによって、さらに39%のバイオサーキュラー原料が使用されることになります。このように、BASFは持続可能な未来に向けたリーディングカンパニーとしての可能性を広げています。
環境配慮型の製品群
Ultrason®シリーズは、ポリエーテルスルホン(Ultrason® E)、ポリスルホン(Ultrason® S)、ポリフェニルスルホン(Ultrason® P)から構成されています。この高性能熱可塑性プラスチックは、水ろ過メンブレンや家庭用品、自動車部品など、さまざまな用途で利用されています。また、Ultrason®は、金属やガラス、セラミックに代わる新たな選択肢としても注目されています。
今後の展望とBASFの役割
BASFは、持続可能性と高性能を両立し、プラスチック業界の変革を推進していく所存です。顧客のニーズに応じた包括的なソリューションを提供し、より循環型の社会の実現に向けて取り組んでいます。
詳しい情報は、公式ウェブサイト
www.ultrason.basf.com をご覧ください。