休暇村乗鞍高原が実現する新しいリサイクルの形
長野県松本市に位置する休暇村乗鞍高原は、日本製紙株式会社とのコラボレーションにより、環境に配慮した新たなリサイクルプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトの中心には、使用済みの飲料用紙コップがあります。これまで廃棄処理されていた紙コップを分別回収することで、それを新たなコースターとして再利用する仕組み「紙コップtoコースター」を実現しました。
アップサイクルの背景
2024年9月から始まるこの取り組みでは、休暇村で使用された約69kg(約34,500個)もの紙コップが回収されました。紙コップは、通常なら段ボールなどの紙製品にリサイクルされることが一般的ですが、今回のプロジェクトにより、アップサイクルの流れが確立。使用済み紙コップが新たなコースターに生まれ変わります。
アップサイクルコースターの特徴
新たに販売される「アップサイクルコースター」には、回収した紙コップを原料の一部として使用した紙糸が使われています。これにより、これまで廃棄されていたものが価値を持つ製品として再生されるのです。コースターの原材料は、コットン50%と古紙入り紙糸50%で構成されています。1個600円(税込)で販売されますが、それには環境への配慮が詰まっています。
休暇村乗鞍高原の魅力
休暇村乗鞍高原は、標高約1,600mに位置し、四季折々の自然に囲まれたリゾートホテルです。信州の観光拠点としても最高のロケーションで、「上高地」や「乗鞍岳」といった名所へのアクセスも良好です。冬にはスキーを楽しむことができ、夏は高原トレッキングや満天の星空観賞といったアクティビティが揃っています。
また、乗鞍温泉での入浴も楽しめるため、自然を満喫しながらリラックスすることができます。さらに、地元の食材を活かした美味しい料理も好評で、信州サーモンやスイーツフェアなどのイベントも開催されています。
自然と共生するリゾートへ
休暇村乗鞍高原は「自然にときめくリゾート」をコンセプトに掲げ、地元の魅力や食材を活かした体験型プログラムを提供しています。35の拠点があるなか、この宿泊施設は特に自然環境に重きを置いており、利用者がその土地ならではの文化や歴史に触れることができる場を設けています。
まとめ
休暇村乗鞍高原と日本製紙グループの取り組みは、ただのリサイクルではなく、環境を考えたアップサイクルのモデルケースとも言えるでしょう。持続可能な社会を目指す中で、リゾートホテルが発信する新たな取り組みは、今後も注目されること間違いなしです。コースターを手に取ることで、環境への配慮を感じながら、素晴らしい自然を体験することができます。是非、訪れてみてはいかがでしょうか?