新型ロボットUP発表
2025-10-14 12:12:25

RoboPathが国際物流総合展2025で発表した新型ロボットUPの全貌

RoboPathが国際物流総合展2025で初出展



RoboPath株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:平木康孝)は、2023年9月10日から12日にかけて東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2025」に初めて出展しました。この場で、エレベーターと連携可能な自律型AI搭載のサービスロボット「UP」をお披露目し、来場者たちの注目を集めました。

新たな物流ソリューションとしての「UP」



「UP」は、工場や倉庫に特化した多機能ロボットであり、物流や製造業の現場で深刻な人手不足に応えるために設計されています。RoboPathは、ユアサ商事とのパートナーシップを通じて、「UP」を全国の業界に展開し、生産性の向上や業務の効率化を目指しています。

展示ブースでは、「UP」がエレベーターを利用して段ボールやコンテナを運搬する様子が実演されました。来場者たちは、ロボットが人の手を介さずに自動でエレベーターを利用し、多層階を行き来する姿を目の当たりにしました。加えて、ユニットの交換によって清掃や警備などにも対応できる多様性が強調され、実際の現場での活用が期待されています。

反響と市場ニーズの分析



ソリューションセールス部のマネージャー、大石勇哉氏は、「初出展にもかかわらず、訪れた方々からの反響が良く、手ごたえを感じています」と語ります。しかし、来場者の多くが『ロボットを導入したいが、その方法が分からない』『すぐには導入できない』という課題を持っていることも実感したそうです。

「UP」の特徴としては、100kgまでの荷物を運搬できることや、55cm以上の道幅であればセンサーによって通行可能な点が挙げられます。さらに、ユニットの付け替えにより多様な業務に対応できるため、例えば夜間の清掃業務など人手が不足するシーンでの導入が期待されています。

「UP」の設計と機能



「UP」は、ロボット本体とユニットが分離された構造を採用しており、配達や清掃などに使える複数の業務を一台で実行できます。これにより、導入期間の短縮やトラブル対応の容易さが向上し、ユーザーにとっても使いやすいロボットとなっています。

高精度なセンサーを備えており、反射素材や透明素材にも対応できるため、多層階施設でも安定した稼働を実現しています。また、工場や倉庫内での日常業務を自動化する専用ユニットを搭載し、安全に運行することが可能です。

さらに、これにより運搬業務の効率化が図られるだけでなく、無人での清掃を導入することでコスト削減にもつなげることができそうです。これらの機能は、少子高齢化の進む日本の現場において非常に重要な価値を提供します。

今後の展開



RoboPathは、今回の展示を契機に物流や製造業における「UP」の導入を強化していく方針です。今後、特にユニット利用のニーズが高い業界、たとえばホテルや病院などへも提案を進めるとのことです。「UP」がどのように現場の課題を解決し、業務フローを変革していくのか、これからの展開に注目です。

会社概要



RoboPath株式会社は、東京都渋谷区に本社を構え、サービスロボットおよびITソリューションの開発・販売を行っています。全体での製品の進化や業務の自動化を通じて、企業の生産性向上に寄与することを目指しています。

公式サイト: RoboPath


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会社情報

会社名
RoboPath株式会社
住所
東京都渋谷区広尾5-4-12大成鋼機ビル4階
電話番号

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