サンライズジャパン、ネパール文化を日本に届ける新たなプロジェクトを発表

株式会社サンライズジャパンが、2023年11月より新たな事業「バシューキコレクション」を開始することを発表しました。従来の人材紹介事業に加え、ネパールから高品質な工芸品や自然の恵みを日本市場に届けるこの新しい試みは、日本とネパールの架け橋となることを目指しています。

サンライズジャパンの背景

サンライズジャパンの創設者であるロハニディネス氏は、2013年に日本に移住し、以来、ネパールと日本の間に信頼関係を築く企業となることを願って事業を展開してきました。彼のモットーは「お客様の満足」であり、社員たちはこの理念を胸に、ネパールを中心としたアジア圏の人々を日本の企業へ紹介する活動を続けています。2018年にはカトマンズに日本語学校「Connection Study Center」を設立し、高いスキルを持つ即戦力となる人材の育成にも力を入れています。

コロナ禍を経て新事業へ

2019年から世界を襲った新型コロナウイルスの影響で、サンライズジャパンは人材紹介事業の運営に困難を来しましたが、渡航制限が緩和された今、活動が再開されつつあります。2023年9月には合資会社から株式会社に改組し、事業の更なる拡大を図ります。

バシューキコレクション

「バシューキコレクション」は、ネパールの優れた産物を紹介するオンラインマーケティング事業です。これは、素材の特性を活かし、現地の生産者と直接提携することで、クオリティを重視した商品展開を実現します。これにより、単なるアジアン雑貨とは一線を画した優れた商品のラインナップを目指します。

このコレクションでは、ネパールの伝統や文化を感じることができる商品が並びます。その中でも特に注目されるのが、タンカアートやネパール絨毯、さらには高品質な紅茶です。特に、タンカアートは、仏教とヒンドゥ教の文化が色濃く反映された独自性の高い美術工芸品で、熟練の技術者によって一つ一つ丁寧に描かれます。

ネパールに根ざした製品

ネパールの絨毯は、長い歴史を持つ織り方を継承しながら、伝統的な要素を現代に活かしたデザインも展開されます。また、東ヒマラヤに位置するイラム地域で生産される紅茶は、天然のオーガニック環境で育てられた上質な茶葉から作られ、多くの紅茶愛好家から注目を集めています。

サンライズジャパンは、これらの製品をYahooショッピングなどのオンラインショップで展開し、オーダーメイドのサービスも提供する計画です。

今後の展開

バシューキコレクションは、顧客の期待に応えるため、今後もさまざまな優れたネパール産品を追加していく予定であり、アジアの文化をより身近に感じる絶好の機会を提供します。サンライズジャパンは、ネパールの歴史や文化、自然の恵みを直接感じることができる商品を通じて、日本とネパールの深いつながりを再確認し、さらなる信頼と信用の架け橋となることを目指しています。これからの動向にぜひご注目ください。