新冠町で行われたQommonsAI研修の様子
2026年7月14日、北海道新冠町にて、生成AI「QommonsAI」の活用に関する初級研修が行われました。この研修は、Polimill株式会社が主催し、町の職員を対象に実施されました。約20名が午前中、15名が午後のセッションに参加し、さらに近隣の自治体の職員もオンラインで参加。全体を通じて和気あいあいとした雰囲気で進行し、職員たちの関心の高さと生成AIへの期待感が伺えました。
研修内容と参加者の特徴
午前中と午後のセッションでは、職員の多くがプライベートでAIを使った経験がある一方で、業務利用は「久しぶり」または「初めて」といった声が多くを占め、約半数が操作に不安を抱えていたこともわかりました。参加者の背景には「生成AIに関心はあるが、実際には仕事で使えていない」という状況が壁となっていることが示唆されていました。
研修の冒頭では、参加者に手を挙げてもらい、ログイン状況の確認が行われました。多くの職員が「久しぶりに」あるいは「初めて」のログインと答え、実際の操作時には戸惑う場面が見受けられました。その中でも「まず触ってみてください」とのメッセージが伝わると、参加者は次第に直感的に操作することができるようになり、良い反応を見せていました。
職員たちの反応
具体的には、当初、自身の要望を短い文で入力していた職員が、ワークショップを進めるうちに、情報を整理し「誰が・どんな内容を・どの目的で」などと考えるようになり、楽しさを感じながら操作を進める姿が印象的でした。中には「議会対応AIの活用に、どうして今まで気づかなかったのか」という声もあり、研修を通じて自らの可能性に気づいた職員も多かったようです。
今後の活用への期待
研修を終えた参加者からは、「今日の内容を基にまずはさまざまなことを試したい」という意見が寄せられました。今後は、QommonsAIを業務にどのように活かすか、また操作の中で「もっとこうできないか」と具体的な要望が生まれてくるでしょう。このような要望一つひとつに寄り添うことで、日々の業務における活用が根付いていくことを目指しています。
Polimill株式会社の取り組み
Polimill株式会社は、QommonsAIの導入後、全国の自治体で無料の対面型研修プログラムを実施しています。初級編から中級編、さらには管理職向けのプログラムまで、自治体のニーズに応じたカリキュラムを提供。導入後の支援に力を入れており、現場で実際に活用できるレベルまでサポートしていく方針です。
QommonsAIとは?
QommonsAIは、Polimill株式会社が開発した生成AIで、法律や政策、自治体の事例など、数千万件以上のデータを基に地域の課題解決を支援します。現在、国内で約1000の自治体が導入し、議会対応や政策立案、広報業務など幅広く活用されています。
今回の研修では、職員たちのAI利用への理解と活用意欲が新たに引き出され、今後の業務に良い影響を与えることが期待されています。事務職員が手にした可能性は、今後の新冠町の発展にも寄与するはずです。