社会起業家を目指す学生必見！『NIKKEI THE PITCH SOCIAL』アイデアコンテスト開催

未来の社会起業家を応援する『NIKKEI THE PITCH SOCIAL』

日本経済新聞社が主催するアイデアコンテスト「NIKKEI THE PITCH SOCIAL」が、2025年9月5日までの参加者を募集しています。このコンテストは、次世代の社会起業家や学生を対象に、新たなビジネスアイデアを発掘し、育成することを目的としています。特に、社会的な課題解決に向けた取り組みを重視しており、書類審査、専門家とのミーティングを通じてアイデアをブラッシュアップし、最終的にはグランプリに選ばれた応募者には賞金50万円が授与されます。

アイデアコンテストの流れ

参加者はまず書類による一次審査を受けます。一次審査を通過した方には、アドバイザリーボードとのブラッシュアップミーティングが実施され、アイデアの実現性を高めるためのアドバイスが提供されます。2026年3月には最終審査会が行われ、選ばれた応募者が審査員の前でプレゼンテーションを実施し、評価されます。

このプログラムには、日経媒体での紹介やアクセラレーションプログラムへの参加機会も含まれており、事業を大きく発展させるための後押しが行われます。直接的な支援のほか、アイデアのブラッシュアップに時間をかけることで、参加者のモチベーション向上にも寄与しています。

SOCIALBUSINESS SCHOOLの設立

さらに、ビジネススクール「NIKKEI THE PITCH SOCIALBUSINESS SCHOOL」も同時に開催されます。このスクールは、特に社会的課題に取り組む起業家を育成するための教育プログラムです。書類審査とプレゼン動画による選考を通過した12名の参加者には、年間を通じて複数のゼミや二度の合宿が実施され、実践的なスキルを身に付けることができます。

昨年の例では、368件の応募から選ばれた10社がファイナリストとなり、代表の星野達郎氏が立ち上げた「不登校オルタナティブスクール小中一貫校」がグランプリを受賞しました。互いに刺激を受けながら成長できる環境を整えていることが、このプログラムの大きな魅力です。

参加資格と審査の視点

応募資格は、社会課題解決を目的とする企業、団体、または起業3年以内の個人・学生など幅広く設定されています。募集テーマは「SDGsに掲げられた17の開発目標を意識したソーシャルビジネス」であり、このテーマに該当する活動実績や新たなビジネスアイデアが求められています。

審査の視点としては、社会性、事業性、革新性が重視され、実際に継続可能で影響力のあるビジネスモデルが求められます。また、ブラッシュアップミーティングにおいては、アドバイザリーボードメンバーが「実現性」を見極めるためのサポートを行います。

今後のスケジュール

募集期間は2025年9月5日まで。一次審査通過者は、2025年10月下旬からブラッシュアップミーティングを経て、2026年3月には最終審査会でのプレゼンテーションが行われます。これをクリアした受講者には、「アルムナイ認定証」が授与され、今後のキャリアに大きな力となることでしょう。

このように、「NIKKEI THE PITCH SOCIAL」と「SOCIALBUSINESS SCHOOL」は、未来の社会起業家を支援するための理想的な環境を整えています。応募に向けて、志のある方々はぜひ公式サイトから情報をチェックしてみてください。