2026年版「働きがいのある会社」ランキング発表
2026年版の「働きがいのある会社」ランキングが2月6日、Great Place To Work® Institute Japanにより発表されました。683社が参加したこの調査において、特に高い働きがいを持つ上位100社が選ばれ、その結果、全てのカテゴリで日系企業が1位に輝きました。このことは、働きがいの向上に注力する企業が増えていることを示しています。
人手不足時代の企業選び
日本企業の人手不足は深刻な問題であり、2025年には人手不足倒産が427件に達しました。多くの企業は賃上げや業務改善に取り組んでいますが、こうした短期的な施策だけでは根本的な課題、特に「離職の連鎖」や「静かな退職」に対処することは難しいです。そのため、企業が持続的に成長するためには、従業員が意欲を持って長く勤務できる環境を整える「働きがい」を高めることが重要です。
調査の背景
GPTW Japanによる調査は、2007年から毎年実施されており、今回で20回目を迎えます。683社から集まった実際の従業員の声を基に、働きがい向上に積極的な企業の特徴を分析しました。経営の質が働きがいの本質的な要因であるとの結論が導かれています。
ランキング上位企業の特徴
2026年版のランキングには、各部門の上位企業に注目が集まります。大規模部門では、製造業のディスコが9年ぶりの1位を獲得し、中規模部門では広告代理店のナハトが、さらに小規模部門ではイベント企画のイベント21がそれぞれトップの座に就きました。これにより、働きがいを重視する経営戦略が日系企業に広がっています。
評価方法
本ランキングの選出方法は、従業員の無記名アンケート結果と企業の経営理念や人事方針に基づく会社アンケートからなります。また、Great Place To Work®の30年以上の研究成果に基づき、「信頼」、「誇り」、「連帯感」の3つの柱から評価を行い、単なる福利厚生だけではなく、企業文化全体を把握します。
今後の展望
今回の結果から、働きがいが高い企業ほど、従業員が仕事を楽しみにしていることがわかりました。この前向きな職場環境は、適切な人材マネジメントと経営の一貫性(言行一致)によって支えられています。制度の充実も重要ですが、経営の質が働きがいを生む本質であると考えられます。今後もこのような働きかけが施行されることで、さらなる働きがいの向上が期待されます。
2026年版「働きがいのある会社」ランキング一覧
各部門(大規模・中規模・小規模)で選出された企業のランキングは、公式サイトで詳しく確認できます。企業サイズにかかわらず、働きがいのある職場を見つけるための参考にしてください。
詳しい情報:https://hatarakigai.info/ranking/japan/2026.html