アダストリアが提唱するインクルーシブファッションイベントを開催！

プロが出張、おしゃれ体験をお届け！

2024年12月7日と8日、茨城県水戸市に位置する医療法人社団北水会グループと株式会社アダストリア・ゼネラルサポートが共催で、インクルーシブファッションイベント『みんなでファッションを考え楽しむ日』が開催されました。このイベントは、障がい者や高齢者、誰もがアクセスできるファッションをテーマに、多様なコンテンツが用意され、約800名の来場者で賑わいました。

イベントの概要

この二日間のイベントでは、アダストリアの展開する『Play fashion! for ALL』というインクルーシブファッションプロジェクトの一環として、誰でも着やすいおしゃれな服の展示や即売会、リーズナブルな価格でのアダストリアブランドのストックアイテム販売を行いました。また、ネイルや占いブースなどの出張出展も行われ、参加者たちはファッションだけでなく様々な体験を楽しむことができました。

会場となったのは、北水会グループの救護施設「もくせいスイコウスクエア」。アダストリアグループは、障がいの有無や年齢、性別にかかわらず、すべての人がファッションの楽しさを体験できる社会を目指しています。今年で二回目を迎えた本イベントは、普段店舗に足を運ぶ機会の少ない方々に、アダストリアの製品やブランドを知ってもらう良い機会となりました。

来場者の声

参加者からは、「誰かと一緒に服を選ぶのは久しぶりで楽しかった」「何も買わなかったけれど、皆とおしゃべりしているだけでワクワクした」との温かい感想が寄せられ、和やかな雰囲気が広がっていました。特に、ネイル体験に参加した方からは、初めての経験として非常に喜ばれていましたし、他の入居者からも羨ましがられるとうれしい声も聞かれました。

アダストリアバザールの魅力

アダストリアブランドのストックアイテムを扱った『アダストリアバザール』では、来場者が付き添いの介護士や家族と一緒に、楽しくショッピングを楽しむ様子が見られました。アダストリアスタッフは個別に接客を行い、来場者の好みに合わせたコーディネート提案も行い、皆さん自身が選び楽しむことができる場を提供しました。

「誰でも着やすい服」の展示

特に注目を集めたのは、障がい者や高齢者を考慮して設計された服の展示です。襟元にファスナーをあしらったり、袖や裾にドローコードをつけたりと、来場者から聞いた「ファッションを楽しむ上でのお悩み」を解消する工夫が盛り込まれたアイテムが showcased されました。また、体験を通じて、無理なくおしゃれを楽しめるファッションを提案しました。

体験型コンテンツの充実

イベントでは、衣料品以外にもネイルや占いなど、多様な体験型コンテンツが展開されました。特に水性ネイル「福祉ネイル」のブースでは、子供や高齢者が気軽に施術を受ける姿が見られました。また、占いブースでは、占星術師によるラッキーカラー占いとのコラボで、皆さんに楽しんでいただけました。

アートワークショップの様子

ワークショップでは、福祉施設の利用者が制作した『誰でも着やすい茨城ロボッツ応援Tシャツ』のアート作品も展示され、地域の交流を促進しました。このTシャツは、素材の提供に加え、着脱しやすさを兼ね備えたデザインで、多くの方に好評でした。

インクルーシブファッションプロジェクトの意義

アダストリアが推進する「Play fashion! for ALL」は、障がいの有無にかかわらずすべての人がファッションを楽しめる社会の実現を目指しています。今後も社会貢献として全国でのイベント開催を通して、インクルーシブデザインの重要性を広めていくと共に、社内のスタッフに対してもその理解を深める機会を提供し続けます。