豊橋のうずら産業
2025-12-25 08:45:21

豊橋のうずら産業を次世代へ。食育から広がる新たな魅力

豊橋のうずら産業を次世代に繋ぐ取り組み



愛知県豊橋市でうずらの養鶉業を営む株式会社幡野ファームは、近年、地域社会に根ざした活動を通じて次世代へのうずら産業の理解促進を目指しています。10月と11月には、地元の小学校で「うずら」をテーマにした食育授業を計2回開催し、子どもたちにこの産業の魅力を伝えることに努めました。

食育授業の目的とは



この活動の背景には、近年の食品安全問題や都市化に伴う食の知識の喪失があり、うずら卵に関するネガティブなイメージも影響しているためです。特に一部メディアで報じられた給食におけるうずら卵の誤飲問題に対し、我々は事実に基づく情報を発信し、子どもたちに「いのち」や「食」について考えるきっかけを提供しようとしました。

その中で、実際の生産現場や養鶉業についての正しい知識を伝えることが重要と考え、株式会社幡野ファームのスタッフが学校に赴き、うずらの生育環境や生態、さらにはおいしい食べ方などを具体的に教えました。

授業内容の具体例



授業では以下のような内容が議論されました。具体的には、
  • - うずらの生活環境やオスメスの違い
  • - 1日に産む卵の数や、農場での生産量
  • - うずら卵の美味しい食べ方として、「卵かけご飯」や「目玉焼き」といった提案。

子どもたちは積極的に質問を投げかけ、「1日に卵は何個産むのか?」や「うずらはどんな環境で過ごしているのか?」といった内容について興味を示し、多くの子どもが純真な好奇心から「知らないこと」を理解したいという姿勢を見せていました。

新たな体験型見学コースの構想



食育授業を通じて、子どもたちから寄せられた「もっと知りたい」という声に応えるため、今後、農場と連携した体験型見学コースやうずら卵の食べ比べ体験など子どもたちが楽しめるプログラムを展開する計画です。これによりうずら産業への理解を深めるとともに、初めての体験を通じて興味を引きつけることができればと考えています。

地域との結びつき強化



また、「UZULABプロジェクト」と名付けられたこの活動によって、地元の自治体や教育機関との連携を強化し、豊橋を「うずら産業の聖地」としてするとともに、観光や教育的な側面でも地域貢献を進めていきます。具体的には、地域の特性を生かしたイベントやプログラムを展開し、年間の来場者増加を目指します。

会社概要



株式会社幡野ファームは、養鶉業を中心にその関連事業を展開する企業で、2019年に設立されました。今後も地域に密着した活動を続け、食への理解を深めるための取り組みを推進してまいります。

  • - 会社名: 株式会社幡野ファーム
  • - 所在地: 愛知県豊橋市南大清水町字藤ヶ谷214-1
  • - 代表者: 幡野 喜一
  • - URL: 公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社幡野ファーム
住所
愛知県豊橋市南大清水町字藤ヶ谷214-1
電話番号
0532-25-1586

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