新たな登山アクセス！北アルプスへのバス運行がスタート

新たな登山アクセス！三股線の運行開始

安曇野市の地域公共交通協議会は、7月19日から三股登山口への新しい路線バス「三股線」の実証運行を発表しました。このバスは、北アルプスの蝶ヶ岳や常念岳への登山客にとって、利便性を大幅に向上させるものとなります。地域の駐車場混雑を緩和し、移動手段を安全に確保することが目的です。

運行の概要

新しい三股線は2023年7月19日から10月13日までの間、土曜日、日曜日、祝日およびお盆期間を含む41日間運行されます。主な運行区間は、ビレッジ安曇野からJR穂高駅、そして三股第一駐車場を結ぶルートです。これにより、利用者は安曇野の美しい自然を気軽に楽しむことができるでしょう。

運賃と予約について

乗車料金は、一般が2,000円、小学生と障害者手帳所持者は1,500円です。乗車するためには事前予約が必要で、前日の午後5時まで予約が受け付けられます。予約は南安タクシー有限会社（0263-72-2855）にて行われており、運行開始日となる6月30日から予約が開始されております。

駐車場のご案内

バスを利用する際の駐車場は限定されています。いくつかの場所を紹介します。

- 安曇野の里（田淵行男記念館入口）: 約5台収容可能。
- JR穂高駅: 約160台収容でき、駅まで徒歩5分の距離。穂高神社の南側です。
- しゃくなげの湯東駐車場: 約45台。
- ほりでーゆ〜四季の郷駐車場: 約20台。

駐車台数には限りがあるため、満車の際にはご利用いただけない可能性がありますのでご注意ください。

地域への影響

この新しいバス運行は、安曇野地域にとって観光促進、さらには登山者数の増加が期待されており、持続可能な交通手段の確立にも寄与することが見込まれています。実証運行の結果をもとに、今後の運行体制についても検討が進められ、とりわけ地域の自然美を楽しむ機会を広げる効果が期待されています。

旅行者にとっても、地域住民にとっても、利便性が増す今回の取り組み。北アルプスを訪れる際にはぜひ活用してみてはいかがでしょうか。