「羽曳野市の新キャラクター「あぶらかすちゃん」デビュー!郷土の味を発信
羽曳野市が誇る「油かす」をテーマにした新しいキャラクター『あぶらかすちゃん』が誕生しました。彼女は「とりあえずカルビちゃんプロジェクト」の一環としてデビューし、地元の焼肉店やさまざまなイベントでその魅力を広める役割を担っています。彼女のデザインには、羽曳野市特有のチェック柄「羽曳野タータン」が使われており、地域のシンボルとしての役割も果たします。
新キャラクターのプロフィール
あぶらかすちゃんは、やぎ座のB型で、食品メーカーに勤める新社会人です。素直な性格で、時には思ったことをそのまま口に出してしまう彼女ですが、的確な発言も多く、持ち前の愛嬌で多くのトラブルを乗り越えます。普段の口癖は「ひとまずあぶらかす入れてみよう!」というユニークなもので、独特の笑い声「あはー」が特徴的です。彼女の夢は、地元羽曳野市の魅力を全国に広めること。そのための様々な活動に参加していく予定です。
「とりあえずカルビちゃんプロジェクト」とは
このプロジェクトは、株式会社WPSが運営しており、お肉に関する知識や魅力をキャラクター化して発信することを目的としています。過去には、大阪市北区の阪急東通商店街でのイベントを通じて、地域の活性化にも寄与してきました。羽曳野市では2024年6月26日に締結した協定に基づき、食に関連する産業や特産物のPRを強化するための活動が行われています。
羽曳野市の食文化と「油かす」の魅力
羽曳野市は、140年以上前から食肉加工の歴史を持つ地域であり、新鮮なお肉の加工が盛んです。特に「油かす」は、この南河内地域発祥の郷土の味として、多くの人々に親しまれています。油かすは牛の小腸を揚げたもので、外はカリカリ、中はプルプルとした食感が特徴。コクのある旨味があり、代表的な料理である「かすうどん」は全国的に有名です。
「油かすプロジェクト」の活動
このプロジェクトは、油かすの魅力を再発見し、地域活性化を目指す取り組みです。油かすは、料理に加えることでコクと旨みを引き立てる“魔法の食材”として、最近では新たに注目を集めています。羽曳野市では「Osaka Aburaqus Grand Prix」という油かすを使用した創作料理のコンテストも行われ、多くの参加者が集まりました。その中で、パリパリ春巻きがグランプリを獲得するなど、さらなる盛り上がりを見せています。
デジタル住民票NFTの導入
さらに、羽曳野市では新しい取り組みとして「デジタル住民票NFT」を導入しました。これは、羽曳野市ファンクラブの会員証として機能し、購入者は市内の提携店で特典を受けられる仕組みです。デジタル住民票には、あぶらかすちゃんも登場する限定デザインが用意されています。これにより、地域の魅力をさらに広めることが期待されています。
まとめ
羽曳野市の新キャラクターあぶらかすちゃんは、郷土の味「油かす」を通じて地域の魅力を発信するために多くの活動を展開します。様々なイベントやプロジェクトに参加しながら、地元の味や文化を全国に広めることで、羽曳野市の知名度アップに貢献するでしょう。「あぶらかすちゃん」の今後の活躍に期待が高まります!