2025年のサウナ事情
2025-03-07 11:12:24

2025年の日本におけるサウナ利用実態と今後の展望

2025年の日本におけるサウナ利用実態と今後の展望



一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所が実施した最新の調査結果が明らかになりました。この調査は日本全国の1万人を対象としたもので、サウナの愛好家人口や利用頻度、温冷浴に関する認知度を分析しています。2025年1月に行われたこの調査では、過去7年間のデータが蓄積されており、サウナブームやコロナ禍の影響を受けた利用実態を明らかにしています。

調査の概要


調査対象は18歳から69歳の男女で構成されており、推計人口に基づいたウェイトバックを行っています。調査結果は毎年3月7日の「サウナの日」に発表され、サウナの利用頻度や熱冷浴の認知度などが中心に取り上げられています。

サウナ利用人口の現状


2025年度の調査によると、サウナ愛好家の人口は微減しています。特に「ライトサウナー」(年に1回から2~3ヶ月に1回の利用者)の数は、前年から約89万人減少しました。一方、頻繁に利用する「ヘビーサウナー」(月4回以上)や「ミドルサウナー」(月1回〜3回)は、減少幅がそこまで大きくないことが分かりました。これは、コロナ前後における行動様式の変化や衛生意識の高まり、施設の利用形態が変わったことなどが影響していると思われます。

地域別の傾向


地域別では、関東ではミドルサウナーの数が増加している一方、関西ではヘビーサウナーが増加する傾向にあります。このことは、サウナの人気が地域によって異なることを示しており、来年度の調査でその影響を検証する必要があります。

温冷浴の認知度


温冷浴については、調査結果から全体的な関心度が低下していることが分かりました。特に「知っているが実践していない」と答えた人の割合が増加し、実践者も減少しています。これは、サウナ利用者だけでなく、温冷浴への興味を持たない人々が増えたことを意味しています。

サウナ利用頻度が減少する理由


調査では、サウナ利用頻度が減少した原因も分析されています。ヘビーサウナーとミドルサウナーに関しては、「附帯施設の機能が変わった」「飲食や仮眠ができなくなった」といった理由が大きな要因でした。一方で、利用費や混雑、衛生環境の変化は、頻度減少の直接的な要因ではなかったとのことです。

これからの展望


サウナ業界はコロナ禍を経て、利用スタイルが変わってきたものの、一定の愛好者層は堅調に推移しています。しかし、全体的な愛好者層は微減し続けているため、業界としては新しい施策やサービスの導入が求められます。たとえば、個室型や時間予約型のサウナなど、新たな形態の施設が注目されています。今後の調査を通じて、これらの施策がどのように愛好者の行動に影響を与えるのか、期待が高まります。

日本サウナ総研について


一般社団法人日本サウナ・温冷浴総合研究所は、サウナ及び温冷浴に関する調査研究を行い、全世界の健康と平和に寄与することを目的としています。公式HPはこちら

著作権については、日本サウナ総研に帰属します。調査レポートの内容を利用する際は、「日本サウナ総研調べ」と明記していただくようお願いいたします。さらに、当法人への連絡は[email protected]までお願い申し上げます。


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