春の足のトラブルを解決する「足の相談室」
春の訪れが近づくにつれ、多くの人が「なぜか足が痛い」と感じることが増えています。この季節には、特に外反母趾や足底腱膜炎、巻き爪などの足のトラブルが急増するため、医療法人社団輝幸会が新たに「足の相談室」というオンライン無料相談サービスを開始しました。
無料で相談できる「足の相談室」
「足の相談室」は、足に悩みを抱える方を支えるためのサービスで、2025年2月から運営が始まりました。完全無料で利用でき、相談回数に制限がなく、24時間年中無休で利用可能です。足の専門家が直接メールで回答し、必要であれば外来受診や提携医療機関の紹介も行います。このサービスの特長は、医師だけではなく看護師や理学療法士、義肢装具士が協力し、広範囲にわたる足の悩みに対応できることです。
外的要因や環境の変化によって気になる足の痛みを我慢することなく、専門家のアドバイスを気軽に受けることができるこのサービスは、遠方に住む患者さんにもアクセス可能な情報源として大きな助けとなっています。
春に足が痛くなる理由とは
「足のクリニック 表参道」では、毎年春から夏にかけて外来患者数の増加がみられます。活動量の少なかった冬から急に増える春、特に桜の季節には、多くの人が外に出て歩くようになりますが、こんな季節の変化に足がついていけないことがあるのです。冬の間、運動不足で固まった足が、急激な活動にさらされることで痛みが生じることが多いと言われています。
特に中高生はローファーに、社会人はリクルートシューズを履き替える時期でもあり、これが足に与える負担は少なくありません。これにより外反母趾や足底腱膜炎などの問題が酷くなるため、持病を抱える方や不安を感じている方は、早めの対処が求められます。
書籍も人気!「自力でできるリセット法」
2025年2月には、足のクリニック院長である桑原 靖による書籍『外反母趾と足底腱膜炎 自力でできるリセット法』が発売され、2か月で1万部を超える売上を記録しました。この書籍には、自宅でできる足のケアに関するストレッチやテーピング法が写真と共に紹介されており、多くの読者から高評価を得ています。
特に「ヒールが履けるようになった」「毎朝の痛みが軽減した」という体験談が寄せられており、足の相談室では、こうした書籍で得た知識をもとに相談を行う方も増えています。医療と書籍の両面から、より多くの人々が痛みから解放される未来が期待されます。
院長の思い
桑原院長は、「足は全身の土台であり、歩行機能の低下は健康寿命に悪影響を及ぼす」と語ります。足の相談室は、多くの人々の足の悩みを解決するだけでなく、知識や情報を共有する「足に関する図書館」的な役割を果たすことを目指しています。今後、オンライン相談と外来診療の連携を強め、認識を広めていくことで、さらに多くの方へ質の高い情報を届けていく所存です。
詳しい情報は公式サイトの「足の相談室」からも確認できます。春の足トラブルに悩む方々は、ぜひお気軽に相談してみてください。
公式サイト:
足の相談室