愛犬の安全対策！再帰性反射可変QRコードで安心のレーザー捜索を実現

愛犬の安全を守る新しい技術

近年、愛犬の安全に対する意識が高まっています。ペットと共に過ごすことが当たり前となる中、万が一の事態に備えるための新たな技術が登場しました。それが「再帰性反射可変QRコード」です。これを愛犬に装着することで、南海トラフ大地震や迷子時において、レーザー捜索が可能となるのです。

NPO法人光探索協会の取り組み

この取り組みを行っているのは、大阪市に拠点を置くNPO法人光探索協会です。同協会は、東日本および西日本の幹事企業APEX株式会社とSMGコンサルタント株式会社と共に「全国ドローンレーザー捜索隊」を結成し、ペットの安全を守るための活動を展開しています。

「再帰性反射可変QRコード」は再帰性反射材と可変QRコードを組み合わせたもので、光を利用することで見つけやすさを向上させます。この特殊な素材はレーザー光に高感度に反応し、無線通信が困難な環境でも迅速な捜索が実現します。特に、南海トラフの大地震などでペットが流されてしまった場合、従来の目視による捜索では限界がありますが、この技術なら海中10メートルまで捜索可能です。

愛犬にも安心の装備を

特に、家庭にとって愛犬は大切な家族です。そのため、普段から装備を整えておくことで、いざという時にも安心です。愛犬の服に簡単に装着できる「再帰性反射アイロンプリント」を開発し、無料講習会を通じて多くの飼い主に普及しています。講習会では、自分の愛犬の服にQRコードを装着する方法を学べます。

無料講習会の開催

講習会は令和7年11月20日（木）12時30分から、NPO法人光探索協会の事務所で開催されます。参加者は愛犬の服を持参することで、すぐにQRコードを装着する体験ができます。特に、愛犬を失ったときのためのメッセージをQRコードに追加できる点も魅力的です。たとえば、「探していただいた方にはご連絡ください」といった内容を記載することも可能です。

再帰性反射可変QRコードウェアの利点

このQRコードは単に迷子札としての役割だけでなく、災害時の個別識別を可能とし、様々な場面で活用できます。学生の制服や野外活動用の服にも取り入れることが推奨され、遭難時の救助にも役立ちます。また、ペットの健康情報や飼い主の連絡先を記載することも可能で、日常的に使えるスマートお守りとしても活用できます。