人的資本経営の共創
2024-12-02 12:50:45

人的資本経営実践のための共創活動が「HRX of The Year 2024」受賞

人的資本経営の新たな風



最近、人事領域で注目を集めているのが「CHROラウンドテーブル」です。この取り組みは、主要企業の Chief Human Resource Officer (CHRO) や Chief Human Capital Officer (CHO) が集まり、企業価値を向上させるための「人的資本経営」を実践するためのプラットフォームとして機能しています。

「人間の資本」を重視したこの活動は、2022年4月にスタートし、以来毎年行われてきました。影響力のある議論が交わされ、その成果は「CHRO Roundtable Report」として公開され、多くの企業に共有されています。これにより、人的資本経営の考え方が普及し、企業が持つ人材の価値が再評価されています。

HRX of The Year 2024優秀賞の受賞について



このたび、「CHROラウンドテーブル」は「HRX of The Year 2024」の優秀賞を受賞しました。この受賞は、当社の取り組みが、革新性、従業員利益、経営貢献という3つの評価基準で高く評価された結果です。特に、業界を超えた知見の共有や異業種間の共創が重要な要素とされ、その深い洞察力が認められました。

「HRX of The Year」は、HRエグゼクティブコンソーシアムが創設した賞であり、その目的は、日本企業全体の人事改革を促進することにあります。過去3年以内に開始された活動の中から斬新で魅力的な取り組みが表彰されています。

CHROラウンドテーブルの意義



「CHROラウンドテーブル」の開催により、企業同士がそれぞれの経営戦略や施策、実際の人事データをもとに議論し合うことが可能となります。このプロセスを通じて、参加企業は自らの人材管理や経営の視点を再評価し、改善のための具体策を見出すことができるのです。

さらに、議論の内容はただのアイデアの共有にとどまらず、各社の実践の場へと繋がっています。これにより多くの企業が人的資本経営を実践し、またその実績が「CHRO Roundtable Report」としてフィードバックされることで、知見がさらに広がっていくのです。

未来に向けた展望



今回の優秀賞受賞を契機に、当社は今後も「CHROラウンドテーブル」を通じて、データドリブンな人的資本経営を強力に推進していく方針です。多様な視点を尊重し、異業種間の情報交換を行うことで、更なる企業価値の向上を図ります。

人的資本経営は、もはや単なるトレンドではなく、企業が持続可能に成長していくための重要な要素です。これまで以上に、企業は人材の価値をしっかりと評価し、育てていく必要があるといえるでしょう。それこそが、未来の競争力を高める鍵となるのです。今後の展開にご期待ください。


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