無料公開講座「唐十郎の演劇-不滅の『迷宮』への扉-」
明治大学リバティアカデミーが主催する公開講座「唐十郎の演劇 - 不滅の『迷宮』への扉 - 」が、2025年7月7日(月)に東京・駿河台のキャンパスで行われることが発表されました。この講座は対面参加とオンライン配信の両方で提供され、参加は事前予約制で無料です。
唐十郎の演劇世界を深く理解する
唐十郎氏は、永きにわたり演劇と文学の界隈で輝かしい足跡を残してきました。特に「紅テント」の公演では、アンダーグラウンド演劇の象徴的存在となり、数多の独創的な舞台を生み出しました。本講座では、唐十郎氏が創り上げた独特な文学・演劇の世界について、深く探求します。
登壇者には、唐十郎氏と共に活動した俳優の佐野史郎氏、現在も「紅テント」で活躍する劇団唐組の俳優・演出家である久保井研氏、そして日本の現代演劇に精通した演劇評論家・松岡和子氏が名を連ねています。各登壇者がそれぞれの視点から唐十郎の魅力を語り、その影響を共有します。
唐十郎氏の功績
唐十郎氏は、2006年に「明治大学特別功労賞」を受賞し、2012年には文学部の客員教授にも就任しました。しかし、その年に発生した事故により、療養生活を余儀なくされました。その後、2015年には自身の資料を明治大学に寄贈し、「明治大学唐十郎アーカイヴ」が設立されました。本講座では、そのアーカイヴに関連する取り組みについても紹介されます。
講座詳細
- - 日時:2025年7月7日(月)19:00~20:30(開場18:30)
- - 会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール(東京都千代田区神田駿河台1-1)
- - 講師陣:
- 佐野史郎(俳優、映画監督、音楽家)
- 松岡和子(演劇評論家、翻訳家)
- 久保井研(劇団唐組座長代行、明治大学唐十郎アーカイヴ運営委員会委員)
- 伊藤真紀(講座企画者、明治大学文学部教授)
参加方法
参加希望者は予約が必要で、先着500名となっております。対面参加とオンライン参加のどちらも可能です。詳細な申し込みは、以下のURLからご確認ください。
明治大学リバティアカデミーは、生涯学習の機会を広げ、地域社会への知の還元を目的としています。本講座はその一環として開催され、専門家から直接学べる貴重な機会です。唐十郎の演劇の深い魅力を探る扉が、あなたを待っています。