岡山大学、社会変革を目指す研究への取り組みを月刊で発信。J-PEAKSプロジェクトの最新情報とは

岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST Vol.11が発行！

国立大学法人岡山大学は、2023年12月22日に文部科学省が実施する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）」に採択されました。このプロジェクトは、約5年間で55億円規模の大学支援事業であり、全国の研究大学群を牽引することを目的としたものです。

J-PEAKSの目指す未来

岡山大学は、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」という長期ビジョンに基づいて、J-PEAKSの趣旨を活用し、研究力の強化に向けた各種戦略を推進しています。

最新の情報を届ける「岡山大学 J-PEAKS MONTHLY DIGEST」の第11号は、2025年3月4日に発行され、前号に続くトピックスを扱っています。特に注目すべきは、1月17日に本学で行われた日本学術振興会（JSPS）の伴走チームによるサイトビジットです。

サイトビジットの詳細

このサイトビジットでは、岡山大学のサポーターらが集まり、活発な意見交換が行われました。岡山大学の担当サポーターである藤巻朗先生や主席サポーターの濵口道成先生を含む17名が参加し、新たな研究の視点や協力の可能性について深い議論が交わされました。

また、巻末には「イチオシの研究設備」として、フローサイトメーターの共同利用についても取り上げています。この機材は、細胞の特性や構成解析に役立つものであり、岡山大学の研究力強化に寄与することが期待されています。

中核大学としての役割

岡山大学は、単に研究開発の拠点を築くだけでなく、地域の中核大学となることを目指しています。そして、従来の「学内の一部の組織だけが汗を流す改革」とは異なり、大学法人全体の組織や制度の改革を進めることで、日本を代表する研究大学群としての地位を確立していきます。

J-PEAKS事業とその意義

このJ-PEAKS事業は、若い研究者や大学生たちに多くのチャンスを提供するものであり、さらなる研究の発展を促すことを目的としています。また、地域との連携を通じて、研究力の強化や社会の課題解決に取り組む姿勢も見られます。

岡山大学は、各大学との意見交換や共同研究を推進しながら、世界に誇れる研究大学の集団、いわば「研究大学の山脈（PEAKS）」を築き上げようとしています。これからもその挑戦と成長にご期待下さい！