青山商事が新会社「青山ストーリー」を設立
昨今、企業における多様性の尊重と、障がい者雇用の促進は重要なテーマとなっています。そんな中、広島県福山市に本社を置く青山商事株式会社が、グループ全体での障がい者雇用を推進する目的で新しい企業「株式会社青山ストーリー」を2025年1月7日付けで設立することを発表しました。この新会社では、特に障がい者の雇用促進に特化し、多様な人材が力を発揮できる場を提供することを目指します。
障がい者雇用促進の意義
青山商事は、年齢や性別、障がい、国籍、性的指向、性自認、ライフスタイル、価値観、さらには各自のキャリアや経験、働き方など、全ての「個」を尊重する企業を目指しています。この「個の尊重」は、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の基盤となり、個々の能力が最大限に発揮できる環境を提供することで、全ての人々が活躍できるステージの実現を目指しています。
青山ストーリーの役割
新会社「青山ストーリー」は、障害者の雇用の促進に向けた特例子会社として認定を受ける計画です。特例子会社とは、障がい者の雇用を支援するために設立され、厚生労働大臣からその取り組みが認められた企業のことを指します。これにより、青山ストーリーでの障がい者の雇用は、親会社である青山商事と同一の事業所として扱われ、雇用率の算定も有利になることが期待されています。
環境整備の取り組み
青山ストーリーでは、障がい者が安心して働ける職場環境の整備に力を入れます。具体的には、個々のニーズに応じた働きやすい職場作りや、必要なサポート体制を構築することで、障がい者がその能力を十分に発揮できるよう努めます。また、グループ内外の事務作業や清掃作業などを通じ、雇用機会を提供していく方針です。
企業の未来像
青山商事グループは、「すべてのひとが輝くステージ」の実現に向けて、D&Iを推進し続けます。これは、今回設立された「青山ストーリー」を通じて具体化され、全ての従業員が多様な価値観や背景を持ちながらも、共に成長できる企業文化の形成に繋がります。これにより、企業全体での活性化が期待され、社会貢献にも寄与することが見込まれています。
青山商事の新しい試みは、障がい者雇用促進における一歩を象徴しており、今後の更なる展開に多くの期待が寄せられています。