秋・冬限定の新しい雷おこし「生おこし」
東京を代表する和菓子の一つ、雷おこし。その伝統的なイメージを覆す新たな取り組みが、常盤堂雷おこし本舗より発表されました。柔らかい食感の「生おこし」が、2022年9月23日から秋・冬限定の「栗味」と「苺味」として販売開始されます。
生おこしとは何か?
従来の雷おこしは、その名の通り硬い印象が強いですが、「生おこし」は1984年に開発されました。生八つ橋ブームに触発されて、同様の柔らかさを求めて誕生した商品です。一般的なおこしには水飴が使われるのに対し、「生おこし」では卵白やショートニング、あんこを独自のレシピで組み合わせ、特製の蜜を作りました。この製法により、従来のおこしとは一線を画すしっとりとした食感が実現されています。
栗味の魅力
秋の訪れを感じさせる「栗味」は、和菓子に欠かせない栗を使用した特別なレシピです。何度も試作が重ねられる中で、栗ペーストを使い、モンブランのような味わいに仕上げました。この変化は、販売スタッフからも高評価を得ています。栗の旨味と甘さが、しっとりとした「生おこし」に見事にマッチしています。
苺味の特徴
一方、冬に発売される「苺味」は、特に注目を集めています。通常、イチゴには春夏の季節感がありますが、最近では冬にチョコレートをまとったフルーツとして需要が高まっています。「生おこし」には、ドライのイチゴを使うことで、その甘酸っぱさが引き立つ魅力的なスイーツに仕上げられています。イチゴの風味と水飴の甘みが調和し、新しいお菓子の可能性を感じさせる一品です。
商品の詳細
この「生おこし」秋・冬限定商品は、価格も手頃で、単品は216円、少量セットが972円、大量セットは1,944円(全て税込)で提供されます。販売は浅草の直営店や公式オンラインショップにて行われており、期間限定のため早めの購入がオススメです。
【販売概要】
- 単品2個:216円
- (小)8個入:972円
- (大)16個入:1,944円
- - 販売開始日:2022年9月23日
- - 販売場所:浅草全直営店および公式オンラインショップ
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浅草直営店
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公式オンラインショップ
浅草工房と文化
常盤堂の「生おこし」は、約30年間の販売実績を持ち、浅草工房でリニューアルされたことで、より新しい風味が追求されています。工房内では、雷おこしの製造過程を見学することができ、さらには製造体験も可能です。観光施設としても歴史ある雷5656会館は、コロナ禍を経た新たな展開を見せる中、独自の魅力を提供しています。
浅草で和菓子文化を体感しながら、ぜひ一度「生おこし」を味わってみてはいかがでしょうか。新たなライフスタイルの一環として、多くの方々に喜ばれることでしょう。
自分だけの特別なお菓子を見つける旅が、ここ浅草で待っています。