ファンケルとIACドライビングスクール、地域貢献活動で連携
株式会社ファンケルと株式会社IACドライビングスクールは、茨城県土浦市にある「もみじこども園」と「もみじ第二こども園」の園児を対象に、合同で食育講座と交通安全教室を開催しました。企業の枠を超えたこの取り組みは、地域社会への貢献という共通の目標のもと実現しました。
10月18日には「もみじ第二こども園」の園児30名、11月1日には「もみじこども園」の園児60名が、IACドライビングスクール茨城けんなん自動車学校で交通安全教室に参加。単なる交通ルールの説明だけでなく、横断歩道の渡り方や、手を挙げることの重要性など、事故防止に繋がる実践的な指導が行われました。講師による実演を通して、子どもたちは交通事故の危険性を具体的に理解することができたようです。
交通安全教室後、園に戻り、ファンケルによる食育講座が開催されました。ここでは、栄養バランスの大切さや、同社が販売する発芽米に関するクイズ大会などが行われ、子どもたちは楽しみながら食に関する知識を深めました。IACドライビングスクールの講師も参加し、3色食品群(赤・黄・緑)を用いた説明を通して、バランスの良い食事の重要性を園児たちに伝えました。
給食の時間には、食育講座で学んだことを活かし、園児同士がお互いに「これは赤色グループのお豆腐だね」などと確認し合う様子が見られました。この連携イベントを通して、子どもたちは交通安全と食育の両面から、健やかな成長を促すための学びを得ることができました。
企業理念と地域貢献
ファンケルは、発芽米や青汁を活用した食育活動を通じて、子どもの健康増進に貢献したいと考えています。一方、IACドライビングスクールは、毎年秋に近隣の保育園で交通安全教室を開催しており、地域貢献活動に積極的な姿勢を見せています。両社の想いが一致し、今回の共同イベント開催へと繋がりました。
IACドライビングスクールの経営母体である株式会社インター・アート・コミッティーズは、ファンケル銀座スクエア館内のレストランを運営しており、両社には既にビジネス上の繋がりがありました。さらに、IACドライビングスクールの運営する自動車学校では、ファンケルの発芽米が食堂で使用されているなど、両社の連携は深まっています。
今回のイベントは、単なる地域貢献活動にとどまらず、企業間のシナジー効果を生み出した好例と言えるでしょう。ファンケルは今後も、食育を通して人々の健康増進に貢献していくことを目指しており、様々なサステナビリティ活動を推進していく予定です。