世界中の旅行者に希少価値の高いオリジナルの旅行体験を提供するOooh(ウー)は、2024年11月20日付で新たに山田善久を取締役会長に迎えることを発表しました。山田氏は、これまで楽天トラベルの経営を手掛けてきた経験を元に、Ooohがさらなる国際的な飛躍を遂げるための戦略を強化する意向を示しています。
山田善久の就任の狙い
Ooohは、世界80ヶ国以上でオーダーメイドの旅行サービスを提供しており、その成長の背景には、現地旅行会社との強力な連携があります。特に2024年にはAI翻訳機能を導入し、今まで日本語を話すオペレーターがいなかった旅行会社との提携も開始しました。これにより、旅行者は新たな選択肢を持ち、これまで以上に多様な文化や体験にアクセスすることが可能になります。
山田氏は、これまでのOTA(オンライン旅行会社)とは一線を画したユニークで自由な旅を作り出すサービスに注目し、Ooohの持つ独自の価値を広めることに意欲を燃やしています。彼の経歴には、東京大学法学部卒業後、日本興業銀行に入行し、ゴールドマンサックスを経て、楽天へと転職するなど、金融・IT業界での豊富な経験が詰まっています。
Ooohの新たな旅行スタイル
Ooohが提供する新しい旅行のスタイルには、多くの魅力があります。まず一つが、現地のコーディネーターと直接相談できる「チャットサービス」。これにより個々の旅行者が持つニーズに応じて、行きたい場所やアクティビティをリクエストすることができます。ガイドブックでは得られない情報を、地元の人たちから得ることは、よりパーソナルで記憶に残る旅行体験を可能にします。
次に、効率的な交通手段の提供があります。専用の送迎車サービスを利用することで、現地での移動もストレスフリーに。観光スポットが混雑している場合でも、迅速に最適なルートで案内してもらえるため、観光を存分に楽しむことが可能です。
今後の商品展開とビジョン
Ooohは、2024年12月からインバウンド旅行にも対応を開始。多言語のウェブサイトを立ち上げ、国際的な旅行者に向けた旅行サービスを展開します。2025年にはさらに対象地域を拡大し、世界中の旅行者が自分の意向に合ったアウトバウンド旅行ができるように取り組みます。お客様一人ひとりに寄り添ったサポート体制を整えることで、令和の新たな旅行スタイルを確立していくことが、Ooohの今後の大きなビジョンです。
山田氏のリーダーシップの下、Ooohはこれからますます進化を遂げ、多様性に富んだ旅行体験を世に送り出すことでしょう。現地の魅力を直接体験する特別な旅が、あなたを待っています。