ニトリHD、健康経営の一環で文部科学大臣賞を受賞
2023年、ニトリHDが令和6年度体力つくり優秀組織表彰で文部科学大臣賞を受賞しました。この受賞は、ニトリグループの従業員が自主的に健康を意識し、体力づくりに取り組む姿勢が評価されたものです。「体力つくり優秀組織表彰」は、地域や職場における健康の改善活動やスポーツ普及の努力を称える目的で実施されています。
健康保険組合の役割
ニトリ健康保険組合は、引き続き従業員の健康を支援するために、会社と連携しながら「コラボヘルス事業」を推進しています。2013年の設立以来、健康的な生活を促進するための取り組みを展開しています。今回の受賞は、これらの努力が高く評価された結果です。
ニトリグループが掲げる「暮らしの豊かさを世界の人々に提供する」という志のもと、今後も働きやすい職場環境の整備や健康的なライフスタイルの促進に力を入れていく方針です。最近では、見える化された健康経営宣言が制定され、従業員の健康支援はさらに充実しています。
具体的な取り組み:健康促進キャンペーン
ニトリでは、さまざまな健康促進キャンペーンを実施しています。特に注目されるのが個人向け健康ポータルサイト「マイヘルスウェブ」。このサイトでは、参加者が自分の健康管理を行いながら、他のメンバーと交流もできるため、参加意欲が高まります。主なプログラムには次のようなものがあります:
1.
ウォーキングキャンペーン
年に2回、春と秋に開催され、個人またはチームで参加可能です。参加者は日記や写真を投稿し、他のメンバーと交流しながら楽しむことができます。2024年の春には3,324名が参加し、過去の実績からも毎年参加者数が増加しています。
2.
健康チャレンジ
健康意識の向上を目指し、昨年と今年の健診結果を比較して部門ごとの改善度を測定するイベントです。2024年には5,377名が参加し、健康に対する関心の高さが表れています。
3.
ラジオ体操と社内トレーニング
ニトリ本社や各地の拠点では毎日ラジオ体操を実施し、従業員が健康的な日常を送れるようサポートしています。また、社内トレーニングルームも無料で利用でき、多様なマシンが揃っているため、運動に取り組む環境も整備されています。
これらの取り組みにより、ニトリグループは健康経営を実践し、従業員の身体的・精神的健康を大切にする企業文化を築いています。2016年の健康経営宣言に基づき、今後も社員とその家族の健康づくりに尽力していくことで、より信頼される企業を目指しています。
今後の展望
ニトリHDは、健康的な暮らしを提案し続け、社内外においてその重要性を発信していくことで、さらに多くの人々に健康に関する意識を持ってもらうことを目指します。企業としての社会的責任と健康づくりの重要性を両立させ、社会から信頼され、愛される企業であり続けるために、さらなる努力を続けていくことでしょう。