未就学児向け食×金融教育プランがグランプリに挑戦
2025年2月23日に開催される「第14回ウーマンズビジネスグランプリ2025in品川」で、株式会社ファミスクがファイナリストとして選出されることとなりました。この受賞は、彼らの「30年後の幸せに投資をする」という理念が大きく貢献した結果です。
ファミスクのビジョン
株式会社ファミスクの創設者である平井梨沙氏は、「家族のチカラ」を最大限に引き出すことを理念に、未就学児から高校生を対象とした食×金融教育サービスを提案しています。このサービスは、親子向けの金融教育講座を基にしたもので、子供たちが遊びながら学ぶことを重視しています。
金融教育の現状の課題
日本の金融教育の現状は、金融リテラシーの向上が急務とされています。「金融リテラシー調査(2022年)」によれば、日本における金融教育は高校から始まるものの、そのカリキュラムの充実は依然として不足しています。授業が必修化されても、その時間は限られ、教員たちが感じる金融教育の難しさも解決されていないのが現状です。また、金融教育の責任は家庭に委ねられがちで、教育機関においても十分な対策が取られていないのが問題視されています。
新しい教育プランの特色
このような背景を受けて、ファミスクが提供する新たな教育コンテンツは、コロッケをテーマとした「食×金融教育」です。親子向け金融講座から発展したボードゲームやスクールカリキュラムでは、子どもたちが「コロッケ会社の社長」として商品開発や営業戦略を考えることを通じて、経済・会計の基礎を学びます。
このプログラムを通じて、ただの啓蒙活動にとどまらず、子どもたちに「習い事」としての金融教育を提供し、継続的な学びに繋がるよう設計されています。
ファミスクの理念と活動
ファミスクでは、これまで金融教育イベントを開催し、1,500組以上の親子を会員として登録しています。このプラットフォームを活用して、会員同士の情報交換や支援の輪を広げているのも特徴です。さらに、金融教育講師育成機関である一般社団法人日本金融教育支援機構を立ち上げ、全国に約70名の講師を育成しました。
ウーマンズビジネスグランプリでの挑戦
ファミスクがウーマンズビジネスグランプリに出場するのは、彼らの事業内容をさらに広める絶好の機会です。今後、平井氏が事業立ち上げの経緯やその発展について発表する予定で、業界内での注目が集まっています。この機会に、金融教育の重要性と共に、子どもたちの未来を担う教育の必要性についても再考されることを期待しています。
会社概要
代表取締役社長:平井梨沙
所在地:東京都港区
URL:
ファミスク公式サイト
いよいよ来る2025年に向けて、ファミスクの「食×金融教育」がどのように発展していくのか、そしてまた教育現場での金融教育がどのように変革していくのかを楽しみにしたいところです。