音楽家支援アプリ
2020-12-25 06:30:02

コロナ禍を乗り越え、音楽家を支援する新アプリMusiyの全貌

コロナ禍を乗り越え、音楽家を支援する新アプリMusiyの全貌



近年、コロナ禍によって多くの表現者が影響を受けています。特に音楽家たちも、コンサートが中止になり、収入の道が失われてしまったケースが少なくありません。しかし、その反面、クラシック音楽の需要は若者の間で増加しているという興味深い結果も報告されています。このような情勢の中、今回ご紹介するのは、音楽家の厳しい現状を打破するために開発されたアプリ「Musiy(ミュージー)」です。

コロナ禍における音楽家の現状



コロナウイルス感染症の影響で、数多くの音楽家が困難な状況に立たされており、中止されるコンサートは後を絶ちません。これにより、フリーランスで活動する演奏家は著しい収入減に直面しています。この緊急事態に、演奏家の生計を支えるための新たな支援の仕組みが求められています。

さらに、音楽の楽しみ方も変化しています。YouTubeやストリーミングサービスが若者を中心に広まり、気軽に音楽を楽しむスタイルが定着しましたが、実際に音楽家へ還元される収入は極めてわずかで、例えば1曲の再生に対する報酬はたった0.1円という現実があります。

そんな中で、演奏家たちは「演奏で食べていく」という基本的な想いを抱く一方で、収入を得る新たな手段を模索していました。そこで考案されたのが、Musiyというアプリなのです。

Musiyの機能と魅力



Musiyは、クラシック専門のライブ配信アプリであり、演奏者が行うライブ配信にはチケットが必要です。これにより、ユーザーは自宅にいながらも、素晴らしいコンサートを楽しむことができます。また、アプリを通じて気に入った演奏家の配信を見逃す心配もなく、リアルタイムでコメントを通じて演奏家へ想いを伝えることができます。

ファンクラブ機能による持続可能な収入源



演奏家はMusiy内に自らのファンクラブを設けることができ、毎月一定の金額を支援者から受け取ることが可能です。支援者は、様々なプランから選択し、特典としてライブ配信の無料体験や教則映像を楽しむことができます。こうした仕組みは、音楽家にとって重要な収入源となり、アーティストとの距離を縮める重要な要素となっています。

音楽著作権保護の安心感



Musiyは、音楽の安全な配信を実現するために、著作権管理団体のJasracおよびNextoneと包括契約を結んでいますので、ユーザーは安心して音楽を楽しむことができます。

デジタル時代に適応した音楽活動



Musiyは、デジタル環境を活かした新たな音楽配信サービスを提供することで、音楽界の発展を目指しています。演奏家が自分自身の機会を創出し、全国各地でミニコンサートの開催や配信を行う新しい形の音楽体験を提供します。

今後の目標と展望



Musiyは、2021年12月23日よりクラウドファンディングを開始します。このプロジェクトはAll-or-Nothing方式で進行し、目標額に到達しなければ全額返金される仕組みです。音楽ファンの期待に応えるべく、さまざまなリターンも検討されています。

お問い合わせと会社情報



このプロジェクトを推進するのは、東京都に拠点を置く株式会社musikleです。音楽に特化したアプリの開発・運営を行い、音楽イベントの企画・実施も手掛けています。公式サイトからの情報取得や、問い合わせを気軽に行うことができます。未来の音楽活動をぜひ共に支え合いましょう。

会社情報

会社名
株式会社musikle
住所
東京都台東区下谷1-11-15 ソレイユ入谷4F
電話番号
03-6822-4011

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