ブルガリ新工房の魅力
2024-11-22 13:24:06

ブルガリの新たな拠点、セーニュレジエでの革新と伝統

ブルガリ、セーニュレジエ工房の拡張を発表



スイスに位置するブルガリのウォッチ工房が、ジュラ山脈に囲まれたセーニュレジエで大規模な改修と拡張を完了しました。2024年11月14日にオープン予定のこの新しい工房は、ダイヤルとケース製作が一カ所に統合され、さらなる効率化と高品質な時計製造の実現を目指します。

新工房は総面積が約4,400平方メートルとなり、従来の3,400平方メートルから大幅に拡張されました。これにより、多様なウォッチメイキングプロセスを促進し、ブルガリの製造能力がさらに向上することが期待されています。ブルガリは、顧客からの期待に応え、最先端の設備を整備し、今後の市場ニーズにしっかりと応える方針です。

芸術と技術の融合



新工房では、特に「メディエダール」部門の設立が注目されます。この部門は芸術と工芸の融合に特化しており、希少な技術と芸術的技巧が求められる製造が行われます。これにより、「セルペンティ」や「オクト フィニッシモ」などのブルガリコレクションの一部において、さらに魅力的なダイヤルが製作されることとなります。

新しい工房は、従業員が快適に働ける環境を整えており、身体的健康にも配慮したレストランや屋外テラスを完備したウェルネスエリアも設けられています。また、工房の屋根やファサード、駐車場には太陽光発電用のソーラーパネルが設置されており、持続可能なエネルギーの利用を促進しています。これにより、必要なエネルギーの25%が自給可能となります。

製造の質を高める新プロセス



セーニュレジエ工房では、多種多様な製造設備が整っており、小ロットから中ロットの生産に対応可能な部門や、職人によるクラフツマンシップが発揮される部門が設けられています。特に、少量生産のダイヤルや複雑なモザイク技術を用いた製品が同じ工房で作られることで、製造プロセスが大きく進化しています。

また、従業員間でのアイデア共有やプロセスの流れをスムーズにするため、従来のスペースを再設計する必要がありました。これは、効率的かつ質の高い製品を生み出すための重要なステップです。

LVMHグループの影響と展望



この工房の改修は、LVMHグループの戦略的な投資の一環であり、スイス内での時計製造の品質向上を目指しています。LVMHグループは25年以上にわたり、スイスで強固な製造拠点を持つことで知られています。

今回の工房改修により、ブルガリとLVMHの両社は、専門的な技術の統合が進み、独立したマニュファクチュールとしての地位をさらに強化することが可能になります。これにより、伝統的な技術と現代のニーズが調和した製品が生まれることが期待されています。

ブルガリのセーニュレジエ工房は、ウォッチメイキングのさらなる進化を象徴する重要な施設となることでしょう。これからもブルガリは、高品質な製品を提供し続け、世界中の時計愛好者に愛されるブランドであり続けることを目指しています。


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会社情報

会社名
ブルガリ・ジャパン合同会社
住所
東京都中央区銀座2-7-12
電話番号

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