GVA TECH株式会社が、デロイト・トウシュ・トーマツが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2024 Japan」で33位に入賞しました。この成績は、過去3決算期の収益成長率157%を基にしています。2024年に開催されたこのプログラムには、TMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業が参加しており、今回で22回目の開催となります。このランキングは、上場・未上場を問わず、収益成長率に基づいて上位50社を選出しており、企業の成長性を示す指標となっています。
GVA TECHは「法とすべての活動の垣根をなくす」をパーパスとして、AIを活用したリーガルテックサービスに特化しています。その主な製品は、企業の法律業務を効率化するSaaSプロダクト「OLGA」です。このプロダクトは、法務部門と事業部門の連携を強化し、全社において法務業務をシームレスに統合することを目的としています。「OLGA」はAI法務アシスタント、法務データ基盤、AI契約レビュー、契約管理の4つのモジュールから構成され、多くの大企業や中堅企業に利用されています。
さらに、GVA TECHは「GVA法人登記」という登記申請書類を自動生成するサービスも提供しています。このサービスでは、必要な情報を最小限入力することにより、最短7分で申請書類を作成可能です。これにより、中小企業は登記業務に要する時間やコストを大幅に削減できます。
GVA TECHの代表取締役である山本俊氏は、企業の成長について「我々は、法務の壁をなくし、誰もがアクセスしやすい法律サービスを提供することを目指しています」と語ります。この理念が、多くの企業の支持を受けている理由でもあります。
デロイトの「Technology Fast 50 2024 Japan」は、日本国内でのテクノロジー業界の成長企業を対象とした賞であり、業界内で特異な地位を築くための重要なステップです。GVA TECHがこの成長率ランキングで33位に入ったことは、企業の将来的な成長と変革を示す重要な指標といえるでしょう。この成功は、業界全体にも新たな刺激をもたらすことでしょう。
今後、GVA TECHがどのようにしてリーガルテック業界でのリーダーシップを発揮し、さらなる成長を続けるのか注目したいところです。