久留米市とグリーンコープ、生協の災害協定を締結
福岡県久留米市と、16の生協から成る一般社団法人グリーンコープ共同体に所属するグリーンコープ生協ふくおかが、災害時の物資供給に関する協定を締結する運びとなりました。この協定の目的は、大規模災害発生時における迅速な支援を実現することです。また、締結式は2025年1月31日(金)14時30分から、久留米市役所で開催されます。
グリーンコープは、これまでにも多くの大規模災害に際し、迅速に支援活動に取り組んできました。災害発生直後から食料の提供や炊き出し、生活必需品や生活家電の供与など、現地のニーズをしっかりと把握し、必要な支援を行っています。たとえば、能登半島地震や豪雨の際には、専門の職員が被災地に常に駐在し、物資の供給や人手の派遣を行いました。
具体的には、九州地域から輸送用車両を持ち込み、避難所や食堂への食料提供、さらには地元の学校への防災用備品の寄贈も行っています。このような現地支援により、被災地の復旧を少しでも早めることを目指しています。
なお、グリーンコープ生協ふくおかは、春日市、太宰府市、那珂川市、朝倉市、筑紫野市とすでに災害協定を結んでおり、今回の久留米市との協定締結によって、地域全体の災害支援体制が一層強化されることが期待されます。
締結式の詳細
日時
2025年1月31日(金)14時30分~15時00分
会場
久留米市役所8階応接室
参加者
- - 原口新五、久留米市長
- - 吉田秀一、久留米市総務部長
- - 筬島好雄、久留米市防災対策担当部長
- - 坂本寛子、グリーンコープ生協ふくおか 理事長
- - 永井洋子、グリーンコープ生協ふくおか 南地域理事長
- - 山本幸子、グリーンコープ生協ふくおか 久留米支部 支部理事長
グリーンコープ共同体の概要
一般社団法人グリーンコープ共同体は2018年に設立され、福岡、佐賀、長崎など九州地域や近畿、中国地域の生協や団体が一体となって活動しています。食に関する安全や生協の理念を大切にし、「安心・安全な食べものを子どもたちに提供したい」という母親たちの思いを実現するために、地域に根ざした協働を進めています。
具体的には、福岡市博多区に本部があり、代表理事は日高容子氏です。運営は、地域の特性やニーズに応じたサービスを提供しながら、各地の住民の生活を豊かにすることを目指しています。
災害時における支援の迅速化、そして地域の安全を守るために、グリーンコープ生協ふくおかの活動は今後も注目されることでしょう。