食と向き合う「食べるゼミ」の全貌
今、なぜ「食」を考えるのか?
私たちは日々の忙しさに追われ、「食べる」という行為を後回しにすることが多くなっています。便利さや効率を追求するあまり、本来の「食べる」という営みが何を意味するのか、じっくり考える機会が減ってしまっているのです。食べることは栄養を補給するだけでなく、感覚や記憶、さらには文化とも結びついた深い行為です。したがって、自分の感覚や暮らしを見つめ直すためには、食に対するアプローチを新たにすることが重要です。
食べるゼミの概要
2026年5月19日(火)から始まる「食べるゼミ」は、週に一度、全8回にわたって食をテーマにした実践型講座を開催します。会場は東京・清澄白河とオンラインの両方で、地域の特性を活かしつつ、参加者が自分自身の「食」を再発見する手助けをします。
このゼミでは、料理家やデザイナー、研究者など、さまざまな分野の専門家が講師として参加し、それぞれの視点から「食べること」を掘り下げます。講義と体験を織り交ぜ、知識を深めると同時に、体感から学ぶことを重視しています。
参加する講師たち
講師陣は多様なバックグラウンドを持つ食のプロフェッショナルたちです。例えば、京都出身の青野洋介氏は、日本の工芸を元気にすることを目指し、様々な素材で道具の開発を行っています。また、井上豪希氏は、料理人としての経験を活かし、食と社会を繋ぐさまざまな事業に従事しています。そして、自炊料理家の山口祐加氏は、料理初心者向けのレッスンを行い、食の楽しさを広めています。
さらに、菌類の専門家である中島淳志氏や、キノコを活用した地域資源の循環を目指すKINOKO SOCIAL CLUBのメンバーも加わり、食と自然とのつながりを深めるフィールドワークも計画されています。
食の体験プログラム
全8回のプログラムでは、講義だけでなく、参加者自身が実際に手を動かし、味わい、観察する体験を含みます。例えば、清澽白河のレストラン「the Blind Donkey」では、シェフが調理する様子を間近に見ながら旬の食材を楽しむランチが用意されています。これにより、「おいしい」を自分の言葉で表現する力を養います。
そこで得た体験をもとに、参加者それぞれが「食べる」ことに対する自分なりの向き合い方を見つけることが期待されます。
参加方法と概要
講座は現地参加とオンライン参加が可能です。現地で参加する場合の参加費は44,000円で、4月2日までの早割は38,500円になります。オンライン参加は22,000円で、定員は現地が20名、オンラインが15名となっています。募集締切は2026年4月9日(木)。興味のある方は、ぜひお早めに申し込みを!
詳細については、日本仕事百貨の公式サイトで確認できます。
このように、「食べるゼミ」はただの講座ではなく、参加者が自らの「食」を再発見し、豊かな食の体験を通じて人生をさらに豊かにするための機会です。忙しい日常の中で忘れてしまいがちな「食べる」という行為を、じっくりと考える貴重な時間になることでしょう。