日本のEC業界の未来
2020-04-01 12:01:39
日本のEC・通販業界を世界に誇る新たな取り組みJCRMとは
持続的に成長を続ける日本のEC・通販業界
近年、日本のEC・通販業界は急成長を遂げていますが、その市場には競合が増加し、顧客獲得難易度が増しているのも事実です。そんな危機感から生まれたのが「JCRM」こと、日本流のカスタマーリレーションシップマネジメントです。日本通販CRM協会はこのJCRMを通じて、自社の特色を生かしたCRMの実践を促進し、業界全体の質を向上させることを目指しています。
日本通販CRM協会の成り立ち
日本通販CRM協会は2015年に設立されました。その理念は、日本のEC・通販業界を世界に向けて誇れる代表的な産業に育て上げること。現在、130社以上の企業が賛同・加盟し、業界の発展に向けて協力しています。協会の活動は、東京と大阪を中心に年間50以上のイベントが行われるなど、積極的に展開されています。
JCRMの特徴
JCRMは単なるCRMの概念を超え、日本独自の「おもてなしの心」や「他者を想いやる精神」を取り入れた新しい形のカスタマーリレーションシップマネジメントです。これにより、消費者一人ひとりの心地よさを引き出し、より良い顧客体験を提供することが期待されています。多くの業界の中で特にEC・通販事業は、差別化が難しいため、JCRMは非常に効果的な手段とされています。
日本通販CRM協会の活動内容
日本通販CRM協会では、業界のリーダーやキーパーソンによるセミナーを通じて、最新のノウハウや実践事例を学ぶ場を設けています。さらに、100社を超えるEC/通販事業者が集まり、実際の成功事例を共有することで、リアルなCRMを学ぶことができます。また、会員登録をすれば誰でも受け取れる無料のメルマガも発行し、重要な情報を定期的に配信しています。
新人研修の開催や実際のCRM実践の現場見学ツアーも企画されています。これにより、業界に貢献する新たな人材が育成され、企業間の交流が促進されています。
今後の予定
協会は今後も東京と大阪を中心に年間50以上のコンテンツを予定しており、多くの消費者や企業が参加できます。最新のイベント情報は協会の公式サイトで随時更新されています。
メルマガの登録方法
さらに、2020年から始まった無料のメルマガでは、CRMに関する最新情報や、SNSや決済、市場に関する知識を幅広く提供しています。興味のある方はぜひ、公式サイトで登録を行ってみてください。
このように、日本通販CRM協会の取り組みは、単なる成長を目指すのではなく、業界の質を向上させることに重きを置いています。日本のEC・通販が世界的に誇る産業となる日を目指し、今後もさらなる活動が期待されています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本通販CRM協会
- 住所
- 東京都品川区西五反田2丁目30-4BR五反田ビル8階
- 電話番号
-
03-6450-1321