再春館共創ラボラトリー、健康食品製造会社の株式取得を発表
再春館共創ラボラトリーは、2025年9月29日付けで宮崎県の健康食品OEM企業、二ホンバイオフーヅ製造株式会社(以下、ニホンバイオフーヅ)の全株式を取得し、完全子会社化することを発表しました。この動きは、再春館グループが今後の成長戦略に基づいて行ったものであり、同社の代表取締役、綾部隆一氏は「ポジティブエイジカンパニー」の理念を掲げて、健康食品事業を強化する狙いを持っています。
ニホンバイオフーヅ製造の特色
ニホンバイオフーヅ製造は、1992年に設立され、2005年には宮崎市に製造工場を設けました。西日本最大級の健康食品受託製造工場として、様々な剤形に対応しており、特にプロポリスの製造に強みを持つ企業です。 企画から製造、納品までワンストップで行える体制を整えており、小ロット・短納期の対応が特徴です。ISO22000やGMP適合認定を取得しており、高品質な製品製造が可能な環境を誇っています。
期待されるシナジーと今後の展望
1. 開発スピードの向上
再春館グループは、ニホンバイオフーヅの柔軟で迅速な生産体制を活用し、新商品の開発やテストマーケティングを加速させる計画です。また、将来的には医薬品レベルの品質管理をもつ食品工場として、独自の価値を提供する製品群の開発拠点となることが期待されています。
2. 営業力の強化
ニホンバイオフーヅには、再春館グループの豊富な営業ノウハウが注入され、営業体制が強化される見込みです。これにより、成長市場においての事業拡大が期待されています。
3. グループ全体の支援体制
ニホンバイオフーヅが再春館グループの製造拠点となることで、他のグループ企業の事業支援が強化されます。また、社員の交流や人材育成の場としても機能し、グループ全体のスキル向上が見込まれています。
戦略的投資としての位置づけ
本件は単なる生産能力の補完に過ぎません。再春館グループが掲げる「ポジティブエイジカンパニー」の実現に向けた戦略的な投資とされています。今後、ニホンバイオフーヅは再春館グループの一員として、新たな価値を生み出し、顧客に素晴らしい製品を提供していくことを目指すということです。
M&Aの詳細
- - 株式取得日:2025年9月29日
- - 形態:100%株式取得による再春館共創ラボラトリーの完全子会社
会社概要
再春館共創ラボラトリーは、東京都港区を本社とし、異業種連携を通じたオープンイノベーションの推進を行っている会社です。新しい価値の創造を促進し、再春館グループの成長を支援する役割を果たしています。
詳細は
公式サイトを訪れてください。