社内活動「まくら投げ部」始動
千葉県柏市に本社を置くまくら株式会社が、社内のコミュニケーションを活発化させることを目的に新たに「まくら投げ部」を設立した。この部活動の目標は、毎年開催される「全日本まくら投げ大会」への出場である。
まくら投げ部の設立背景
まくら株式会社では、自社で開発したまくらを利用し、選手たちが競技を行う「全日本まくら投げ大会」に使用される公式の枕を製作している。この大会は、修学旅行での思い出に残る「まくら投げ」を競技化したもので、毎年全国各地から多くのチームが参加し、熱のこもった試合を繰り広げる。
これまでは、実際に競技に参加したことのあるスタッフは限られていたため、「まくら投げ部」の設立により、自社商品への理解を深めつつコミュニケーションの活性化を図り、体を動かすことで健康の維持も目的としている。
部活動の内容
活動の第一回目では、全日本まくら投げ大会に関わる「ミスター枕投げ」こと大塚眞氏をコーチに迎え、まくらの投げ方を学んだ。部員たちは彼の指導を受けながら、実際に試合形式で競技を行い、優勝チームを決める熱い戦いを繰り広げた。さらに、選抜メンバーがコーチ陣と対戦するエキシビジョンマッチも行われた。
この日はまた、まくら投げをテーマにした書籍『ゆるふわ先輩は枕で変わる』の取材協力も行い、部活動の様子や公式枕についての説明を行った。このような取り組みを通じ、まくら投げの魅力を発信していくことも目指している。
スポーツとしての「まくら投げ」
「全日本まくら投げ大会」では、浴衣を着用して、8人によるチーム対抗戦が行われる。主なルールは、相手チームのメンバーを枕で当てることでアウトにするというもの。特異なルールやコールが存在し、単に投げ合うだけではなく、チームワークや戦略を重視する競技である。この大会に向けて、まくら投げ部は戦術を凝らし、練習を積んでいくことになるだろう。
公式枕について
まくら投げに使用される公式枕は、「投げやすく、当たっても痛くない」設計が施されている。この枕は、睡眠用の枕とは全く異なり、競技に専念できるように工夫されている。まくら株式会社では、この唯一無二の公式枕の開発を進めている。
会社概要
まくら株式会社は、2004年に設立され、さまざまな枕を企画・製造している。特に、オンライン販売への力を入れ、直営のショップを通じて多くの製品を提供している。今後も「まくら投げ部」を通じて、社内外のコミュニケーション向上が期待されている。
まくら投げ部は、業務の傍らで楽しみながらも真剣に競技に取り組むことで、企業文化をさらに豊かにしていくことが期待される。