5年間で17,000台以上のケーキを子どもたちに届ける『シェアケーキ』
認定NPO法人チャリティーサンタが提供する『シェアケーキ』プロジェクトは、経済的に厳しい状況にある子どもたちの誕生日を祝うための取り組みです。2021年に始まり、今年で5周年を迎えました。このプロジェクトは、全国の支援者からの寄付を基に地域の洋菓子店と連携し、無償で誕生日ケーキを届ける仕組みです。
この節目に、シェアケーキを利用した家庭を対象に行ったアンケート調査(有効回答数:1,844世帯)によると、支援前は71%の子どもが誕生日のお祝いに対して「遠慮していた」と回答しました。しかし、支援後は93%の子どもに「良い変化」がみられました。
誕生日を楽しむ権利を取り戻す
多くの家庭では、経済的な理由から子どもたちがお祝いを自ら遠慮するケースが見受けられました。調査によれば、72%の家庭が『シェアケーキ』がなければケーキを買えなかったと答え、そのうち51%が誕生日を『おめでとう』の一言だけで過ごしていたとのことです。子どもたちが自己の希望を隠すことは、家庭内の雰囲気にも影響を与えます。
実際、シェアケーキを受け取った親たちからは、子どもが心から喜び、笑顔になる姿を見られたことは何よりの幸せだという声が多く寄せられました。このように、誕生日の特別さを感じることができる体験は、子どもたちの自己肯定感の向上にも繋がっています。
支援がもたらすファミリーの変化
シェアケーキの支援を受けた後、93%の子どもたちが『笑顔が増えた』『明るくなった』などのポジティブな変化を実感したとされています。同時に、約90%の親が親子関係の改善を実感しており、『家族の会話が増えた』との意見も多くありました。このように、誕生日に祝福される体験が、子どもだけでなく家族全体に良い影響を与えることが明らかになっています。
経済的サポートだけでなく、精神的な支えにも
シェアケーキが単なる物資的な支援にとどまらず、精神的な支持も提供している点も重要です。調査結果によると、受けた支援が親の孤立感を軽減させる効果もあるといいます。具体的には、ケーキを受け取った保護者の73%が『子どもの笑顔を見られた』ことに嬉しさを感じ、30%が『孤立感が解消された』と答えています。支援を通じて、社会とのつながりを感じることで、家庭の雰囲気が明るくなるケースが多く見られるのです。
寄付の必要性と今後の課題
しかし、現在『シェアケーキ』は物価上昇と高まるニーズのために困難な状況に直面しています。2025年度は申込数が前年比1.7倍に増加した一方、支援を受けることができなかった子どもたちに落選通知を送らなければならない事態になりました。
このような中で、再び子どもたちの笑顔を届けるため、今年はクラウドファンディングを通じて1万人に誕生日ケーキを届けることを目標にしています。もしもこの活動に賛同する方がいれば、ぜひ支援をお願いします。人一人の力が多くの子どもたちの未来を照らす光となるのです。このプロジェクトを通じて、普段は見えない家族の愛やつながりを感じてもらえたらうれしいです。私たちのことを応援してくださる皆様のご協力をお待ちしております