男鹿市の再生支援
2024-10-31 12:09:59

男鹿市の稲とアガベ、観光産業の再生に向け3億超の資金調達を実施

男鹿市の新たな魅力を創造するプロジェクト



稲とアガベ株式会社(秋田県男鹿市)は、観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」に選ばれ、大規模な資金調達を実施しました。このプロジェクトの目的や今後の展開について詳しく見ていきます。

観光庁の支援を受けて


2023年12月に、男鹿市が観光庁の支援を受けて採択されたこの事業には、稲とアガベをはじめ、男鹿まち企画や男鹿サケ蒸留所を含む11の事業者が参加しています。おおよそ3億4,250万円の資金を調達し、地域活性化に向けた取り組みが始まります。

各社のプロジェクト概要


今回の資金調達により進行する各社のプロジェクトは、多岐にわたります。以下にそれぞれの事業内容を紹介します。

1. 稲とアガベ株式会社


稲とアガベは、空き家となっていた旧東北電力ネットワークの社宅を改修し、2024年6月に「一棟貸し宿&ゲストハウスひるね」として開業予定です。この宿泊施設は、地域の観光拠点として来訪者を迎える重要な役割を果たします。

2. 株式会社男鹿まち企画


こちらは、「船川港湾労働者福祉会館」を改修して「うみまちホテル」を建設します。男鹿駅周辺の宿泊施設として、客室14室、レストラン、サウナが整備予定で、男鹿半島を巡る際の利便性を向上させることが期待されています。工事は2024年夏前に着工し、年内には完了する見込みです。

3. 男鹿サケ蒸留所株式会社


男鹿サケ蒸留所は、空き物件の旧鉄工所をリノベーションして「早苗饗蒸留所」を開設します。この蒸留所は酒と食が融合する場を目指し、酒粕を使用したジンの蒸留やバー、ショップ、イベントスペースの展開が計画されています。2024年夏頃に着工し、年内に工事完了を予定しています。

資金調達の意義とコメント


今回の資金調達の総額は、稲とアガベが2,050万円、男鹿まち企画が2億470万円、男鹿サケ蒸留所が1億1,730万円となっています。これらの融資は主に秋田銀行からのもので、地域の観光振興に寄与します。

代表の岡住修兵は、「これまで何の実績もない私たちに対して、多くの金融機関から支援をいただけるとは思ってもみませんでした。今後、船川のまちに新たなコンテンツが増え、地域全体が活性化することを期待しています」と話します。

地域の未来に向けた挑戦


稲とアガベは、単なるクラフトサケ醸造所ではなく、その活動を通じて地域の人々を呼び込み、楽しんでもらうことを目指しています。今後もホテルや蒸留所などの開業が予定されており、男鹿市に新たな魅力を提供していくことでしょう。

人口が減少する中でのこの挑戦は、他の地域にも希望を与える取り組みとなることでしょう。多くの人々がこの街に訪れ、男鹿の魅力を再発見するために、稲とアガベの活動が注目されています。

会社概要


  • - 社名: 稲とアガベ株式会社
  • - 所在地: 秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
  • - 代表者: 岡住修兵
  • - 設立日: 2021年3月
  • - 事業内容: クラフトサケ醸造
  • - HP: 稲とアガベ


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会社情報

会社名
稲とアガベ株式会社
住所
秋田県男鹿市船川港船川字新浜町1-21
電話番号

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