「View TV」とジャパンブランド
2015-03-26 10:00:04
ベトナム発、日本のテレビチャンネル「View TV」でジャパンブランドを強化
日本のコンテンツを発信する「View TV」の重要性
2015年4月2日、ベトナム初の日系テレビチャンネル「View TV」が放送を開始しました。この新しいチャネルは、日本のドラマやアニメを通じてジャパンブランドを広める重要な役割を果たしています。ベトナムの若者層をターゲットにしたこの取り組みは、ジャパンブランドの認知向上に寄与することが期待されています。
ベトナムは人口の45%を25歳以下の若者が占めており、テレビ視聴も非常に盛んです。国民は毎日3~4時間テレビを観ており、その所有率は92%にも達します。このようなテレビに対する強い依存度を踏まえると、日本のコンテンツがこの市場に投入されることは、非常に重要な意味を持ちます。特に、これまで日本制作のコンテンツは限られており、韓国のコンテンツに比べて認知度がはるかに低いのが現状です。
実際の調査によると、日韓のファッションイメージに関する質問では、「格好よい」「若者向け」「最先端なイメージ」といった評価において日本より韓国のイメージが圧倒的に好印象を持たれていることが分かります。これは、日本のブランドがベトナムでの認知向上に苦労していることを示しています。
このような状況を踏まえ、エンターエイジア社は「View TV」を通じて、日本の素晴らしいコンテンツを安定的に提供していく方針をしています。具体的には、ドラマ『恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方』や『おいしいプロポーズ』、アニメ『ゴーゴー五つ子 ら・ん・ど』など、多様なコンテンツを放映することで、邦流に触れる機会を作り出します。これにより、日本の文化や視覚体験を通じてベトナムの視聴者にジャパンブランドの良さを伝えていくのです。
また、エンターエイジアは、テレビ放送だけでなく、リアルな体験の場を確保することも計画しています。これにより、視聴者は実際にジャパンブランドを体験し、その魅力を深く理解することができるようになります。メディアとリアルな体験を連携させることで、ジャパンブランドのさらなる浸透が図られることでしょう。
私たちの目指すのは、単なる視聴率向上ではなく、ベトナムにおける日本文化の真の理解と体験を促すことです。そのためには、一貫したメッセージを送り続け、視聴者にとって関心が高く、魅力的なコンテンツを提供し続ける必要があります。
「View TV」の設立は、ベトナム市場における日本コンテンツの重要な発進点です。この活動が、今後のジャパンブランドの認知向上にどのように寄与していくのか、大変楽しみです。
会社情報
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エンターエイジア株式会社
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