タイニーハウスコンテスト
2025-08-08 14:36:20

タイニーハウスの未来を拓く「YADOKARI TINY HOUSE CONTEST 2025」グランプリ発表

タイニーハウスの未来を拓く「YADOKARI TINY HOUSE CONTEST 2025」



YADOKARI株式会社が開催した初の「YADOKARI TINY HOUSE CONTEST 2025」は、タイニーハウスの持つ多様な可能性を探る場として、数多くの応募が寄せられました。本コンテストは、「繋がり -BORDERLESS-」をテーマに、地域社会との関係性を考えたアイデアを募集したものです。

応募総数と審査の経緯



初回の開催にもかかわらず、国内外から364件の応募があり、審査会は7月下旬に実施されました。そして、8月2日に行われたYADOKARI周年祭「鏡祭」にてグランプリなどの入賞作品が発表され、注目が集まりました。

栄えあるグランプリ作品「くらしを交換するートレーラーハウスで始めるまち留学ー」



グランプリに輝いたのは佐藤果穂さんの作品で、トレーラーハウスの可動性を活かし、「街ごと移動する」という革命的なアイデアが特徴です。この作品は、地域との関係性を深める仕組みを持ち、宿泊・教育・体験などの機能を融合させています。YADOKARIの審査員からも「ビレッジの理想に近い作りだ」との評価が寄せられました。

受賞後、佐藤さんは「自然豊かな宮城の魅力を伝えたい」という思いから、このアイデアを生み出したと語り、訪れる人と迎える人がともに豊かになる空間の創造を目指しています。

ソーシャル賞とプロダクト賞の受賞作品



ソーシャル賞には、石光基さんの「移りゆく茶景」が選ばれ、地域の伝統茶文化とタイニーハウスを結びつけたアイデアが高く評価されました。また、プロダクト賞は、Peppre collectiveの「Tiny Garden House」が受賞し、住環境と自然の共存をテーマにした斬新な提案が光りました。

特別賞とヤング賞も大注目



今回新設された特別賞は、「ヒト・モノ・トビラ」に与えられ、住まい・作業・商業スペースを融合させた斬新なトレーラーハウスの提案が受賞。また、ヤング賞には静岡県の齋藤光志さんの「走るFarmer〜農業をつなぐ〜」が選ばれ、暮らしと農業の新しい形態を提示しました。

審査会の様子と今後の展望



審査会では、異なる専門性を持つ審査員が集まり、作品を多角的に評価しました。アイデア、社会性、実現性など様々な観点から興味深い議論が交わされ、その熱気は参加者全員にとって記憶に残るものとなりました。

今後もYADOKARIは、タイニーハウスの啓蒙活動として毎年異なるテーマでコンテストを続けていく方針を示しています。タイニーハウスを「プロダクト」としてだけでなく「関係性を育むメディア」として捉え、地域社会との結びつきを強化することを目指しています。

作品展示のお知らせ



全作品は8月12日から10月中旬まで、「星天qlay」内のqlaytion galleryで展示されます。ぜひお立ち寄りください。また、YADOKARIのウェブサイトでも詳細が確認できます。「YADOKARI」は、暮らしを見直す活動を通じて、自由な生き方の実現に向けて活動を続けています。


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会社情報

会社名
YADOKARI株式会社
住所
神奈川県横浜市保土ケ谷区星川1-1-1星天qlay
電話番号

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