サステナブルな消費を促進するグリーンフライデー:Unitoの取り組み
2024年11月29日、欧州発祥のサステナブル消費を促進するイベント『グリーンフライデー』に合わせて、株式会社Unitoは、15社のシェアリングサービス事業者と共に、ロゴをグリーンに変更する「GO GREENプロジェクト」を実施しました。ブラックフライデーに対抗し、環境問題への意識を高め、持続可能な消費行動を促進する取り組みです。
Unitoのサステナブルな取り組み
Unitoは「帰らない日は家賃がかからない住まい」を提供するサービスで知られていますが、その事業モデル自体がサステナビリティに貢献しています。空室を有効活用することで、資源の無駄遣いを削減し、環境負荷を低減する効果があります。さらにUnitoでは、下記のような具体的な環境配慮策を積極的に行っています。
1. エコ清掃: 環境に配慮した清掃方法を採用し、水や洗剤の使用量を削減することで、CO2排出量の抑制を目指しています。基本的には4日に1回の清掃ですが、必要に応じて追加清掃もオプションで提供しています。
2. アメニティの24時間セルフサービス: フロントにアメニティを設置することで、ユーザーが必要な時、必要な分だけアメニティを選べるシステムを採用。これにより、廃棄物の削減と環境負荷の軽減を図り、持続可能な消費行動を促進しています。
3. アメニティ包装のバイオマス化: アメニティの包装材に、植物由来などのバイオマス素材を使用することで、環境負荷の低い素材への転換を進めています。使い捨て製品の削減にも繋がる取り組みです。
経済産業省からの応援コメント
経済産業省資源循環経済課長の田中将吾氏からは、グリーンフライデーとシェアリングエコノミーへの期待が込められた応援コメントが寄せられました。同省は、従来のGDP重視の経済モデルからの転換を図り、資源の有効活用と環境配慮を両立する経済社会の実現を目指しています。その観点から、グリーンフライデーのような取り組みや、資源投入を最小限に抑えながら経済成長を実現するシェアリングエコノミーに大きな期待を寄せているとのことです。
Unitoのサービス
Unitoは2つのサービスを提供しています。
1.
帰らない日は家賃がかからないホテルレジデンス:独自の「リレント」システムにより、利用者が不在の日はUnitoが部屋をホテルとして貸し出し、家賃を減額するサービスです。二拠点生活や出張など、多様なライフスタイルに柔軟に対応できます。特許取得済みのビジネスモデルです。
2.
最短即日入居可能な家具家電付き賃貸プラットフォーム「unito」: スマホで契約でき、即日入居可能な家具家電付きの賃貸物件を紹介するプラットフォームです。手続きもオンラインで完結するため、スムーズなお部屋探しを実現します。
まとめ
Unitoは、グリーンフライデーへの参加を通じて、サステナブルな消費を促進する取り組みを積極的に行っています。その取り組みは、単なるロゴ変更にとどまらず、事業モデル自体や日々の運営において、具体的な環境配慮策を導入することで、真に持続可能な社会の実現に貢献しようとしています。企業のこうした姿勢は、消費者の意識変容にも大きな影響を与えるでしょう。