神戸市、エン・ジャパンによるイノベーション専門官採用決定
神戸市において、エン・ジャパン株式会社が注目の施策を発表しました。この取り組みは、2024年5月から始まる『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』で、1名のイノベーション専門官を採用するというものです。
イノベーション支援の背景
神戸市では、経済成長を促進するため、スタートアップの支援に力を入れてきました。この施策は2016年度から続いており、新産業創造課には多くの民間出身の専門官が集まっています。彼らは、行政と民間の橋渡しを行い、地域の革新を推進しています。
新たなイノベーション専門官
新しく選ばれたイノベーション専門官は、内藤千愛氏です。内藤氏は前職で国際協力に従事しており、カンボジアでの起業家支援やビジネスマッチングに経験があります。彼女は、神戸をスタートアップにとってのグローバルゲートウェイとするための役割を果たすことが期待されています。
内藤氏のコメント
内藤氏は、「前職ではカンボジアでの起業家やスタートアップの育成に携わり、そのポジティブなエネルギーに感銘を受けた」と発言。面接の際に神戸市の職員からも熱意を感じ、この新たな役職に就くことを決意したとのことです。彼女の目標は、以前の経験を生かし「神戸と世界を繋ぐ」業務を通じて、スタートアップの支援を行うことです。
社会課題解決への挑戦
『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』は、特に社会に影響を与える人材採用に重点を置いた取り組みです。このプロジェクトを通じて、中央省庁の幹部候補や自治体のリーダー、さらにはNGOや企業の中核メンバーなど、様々な人材を支援しています。エン・ジャパンは、これらの人材が「より良い社会のため」にその能力を発揮できるよう、力を入れています。
まとめ
神戸市のイノベーション専門官の採用は、地域のスタートアップ支援を一層強化する意味を持ちます。内藤氏の国際的な視野と熱意が、新たな風を吹き込むことでしょう。今後の展開が期待されます。この取り組みを通じて、神戸がスタートアップのグローバルセンターとして進化する様子を、一緒に見守りたいものです。