ジリアン・アンダーソンの名演光る『欲望という名の電車』再上映決定！

ナショナル・シアター・ライブ待望の再上映

劇場発表された最新情報に、観客の期待が高まっています。8月1日（金）、TOHOシネマズ日比谷にて、ジリアン・アンダーソンが主演する名作『欲望という名の電車』が再上映されます。この作品は、2015年に初めて日本公開された際に、多くの観客を魅了した傑作です。ジリアン・アンダーソンが演じるブランチ・デュボア役は、彼女の演技キャリアの中でも最高のものとして評判で、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞した演出が注目されています。

壮大な演出とリアルな演技

『欲望という名の電車』の魅力は、その革新的な演出にあります。360度回転するステージで展開される物語は、観る者を圧倒します。ブランチは上流階級から転落し、妹のもとにやってきた女性。彼女は粗野な義弟スタンリーとの激しい対立を通じて、自身の幻想と現実が交錯する様子が描かれています。ジリアン・アンダーソンが演じるこの役は、彼女の繊細さと同時に、精神的な狂気を感じさせる演技で、多くの批評家から称賛されました。観客は、彼女が持つ魅力をスクリーン越しに感じることができるでしょう。

同時公開の新作も見逃せない

さらに、福岡では『真面目が肝心』と『博士の異常な愛情』が上映されることが決まりました。『真面目が肝心』は、オスカー・ワイルドのユーモアあふれる作品で、自らの嘘に翻弄される男女の物語が展開します。主演には、テレビドラマ『ドクター・フー』のシャロン・D・クラークが名を連ねています。一方、『博士の異常な愛情』は、スタンリー・キューブリックの名作が初の舞台化となり、スティーヴ・クーガンが奮闘します。こちらもシュールな展開が気になります。