バイク店向け新システムの誕生
リブオン・エンタープライズ株式会社(東京)は、同社が提供するバイクショップ専用の管理システム「モタクル」と、株式会社野村総合研究所(NRI)が開発した自賠責保険向けサービス「e-JIBAI」とのデータ連携を2026年3月より開始することを発表しました。この連携により、バイクショップは顧客や車両のデータをもとに自賠責保険の情報を自動的に転送できるようになります。それによって、保険に関する入力作業や契約管理の手間を大幅に軽減し、デジタル化を進めることが期待されています。
自賠責保険業界の現状
自賠責保険は、損害保険会社が提供する重要な制度であり、その事務処理や管理は厳密な基準を満たさなければなりません。野村総合研究所の「e-JIBAI」は、この業界において90%以上の市場シェアを誇る基盤となっており、保険契約のデータ処理や決済を標準化する役割を果たしています。しかし、従来のバイクショップでは、保険契約のデータを別途手動で入力する必要があり、この作業が多くの時間と労力を要していました。実際、販売データと保険関連手続きの間に乖離が生じることもあり、業務の効率性を損なう原因となっていました。
新たなシステム連携がもたらすメリット
今般の連携により、バイクショップは「モタクル」から「e-JIBAI」へと販売や顧客情報といったデータをシームレスに移行させることが可能になります。この協業による自動化は、次のようなメリットをもたらします:
- - データ自動連携: 顧客情報や車両データが自動的に保険システムに転送されることで、手作業による入力ミスを防止。
- - 業務負担の軽減: スタッフが保険事務にかける時間が削減され、業務全体の効率が向上します。
- - 品質向上: 自賠責保険関連の手続きにかかる時間が短縮され、サービス品質も向上。
図に示される通り、「モタクル」と「e-JIBAI」のシステム連携は、バイクショップにとって革新的な変化をもたらすものです。
モタクルの特徴
「モタクル」は、バイクショップ向けに開発されたオールインワン型のクラウドシステムです。販売管理をはじめ、在庫管理、顧客データ、整備履歴、POSシステムの機能が統合されており、店舗運営を簡単に行うことができます。目指すは現場の効率化と売上の最大化です。
e-JIBAIの利便性
一方、「e-JIBAI」は、自賠責保険や共済業務の事務処理を効率化するためのインフラを提供するサービスです。多くの損保会社が共通して用いることで、日常業務の標準化を実現しています。これにより、保険契約の管理が容易になり、業務プロセス全体の透明性が向上します。
今後の展望
リブオン・エンタープライズ株式会社は、今後もバイクショップ向けの業務の効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するため、モタクルの機能拡充や外部サービスとの連携を強化するとしています。また、現場のニーズに応じたシステム開発を進め、より高い価値を提供することに注力していく姿勢を示しています。
会社情報
- - 会社名: リブオン・エンタープライズ株式会社
- - 所在地: 東京都台東区柳橋1-4-2風間ビル9F
- - 設立: 1995年7月
- - 事業内容: デリバリー飲食業界及び小売・専門店、バイク店運営支援パッケージシステムの企画・開発・販売・保守
- - 公式サイト: https://liveon.co.jp/
新たなシステムの登場は、バイクショップにとって業務を一新し、顧客サービスの向上へとつながることが期待されます。