ダイキンの新たな挑戦！サステナブルな氷のクールスポットの魅力

ダイキンの新しい「氷のクールスポット」

ダイキン工業株式会社が、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、真夏の暑さ対策として「氷のクールスポット」を設置します。この新しい休憩所は、自然エネルギーを利用した先進的な空調システムを備え、来場者に涼しさと快適さを提供することを目指しています。

自然エネルギーを活用した空調システム

この「氷のクールスポット」は、昔から使われてきた氷室の考え方を取り入れたデザインが特徴です。氷蓄熱技術を応用し、太陽光発電で生成した電気を利用して氷を作り、その冷輻射を活用して涼しさを提供します。氷パネルの表面温度は3～8℃に保たれ、まるで氷室にいるかのような心地よい空間が実現されます。さらに、氷パネルは透明なアクリル素材を使用しているため、視覚的にも涼しさを感じることができます。

環境に配慮したデザイン

「氷のクールスポット」内には、約30人が座れるベンチが設置され、高さ3.3〜3.7メートルの開放的な空間となっています。内装には日本伝統の木組み格子を使用し、屋外との境目をなくすことで、自然との一体感を演出しています。また、屋根に搭載された緑色の太陽光パネルは、周囲の木々と調和しており、万博のシンボルとなるデザインです。

大阪・関西万博の重要な一角

このスポットは万博会場の南西部に位置する「進歩の広場」に設置され、来場者は会期中いつでも利用可能です。ダイキンは「空気で答えを出す会社」として、来場者に空気の可能性を体感してもらうことを目指し、自然エネルギーを活用した未来の空調機開発に挑戦します。

この新しい試みは、単なる休憩スペースを超え、未来のサステナブルな社会に向けた重要なステップとも言えます。大阪・関西万博での「氷のクールスポット」を通じて、自然と調和した生活を体験し、より良い未来を考える機会ともなるでしょう。ダイキンが手掛ける環境に配慮した空調システムは、暑さ対策だけでなく、人々のライフスタイルにも大いに貢献することが期待されます。