パナソニック コネクト株式会社は、6月のプライド月間に際し、LGBTQ+やマイノリティ向けの職場環境を整えるための一連の取り組みを実施しました。特に目を引くのは、20の企業と協力して行った『Pride Action30』プロジェクトです。このプロジェクトでは、30日間にわたり、特定のアクションを呼びかけるカレンダーを新聞広告に掲載し、特設サイトとSNSを通じて情報を発信しました。これにより、多くの人々がLGBTQ+への理解を深め、その支援を示すためにアクションを起こすことを促しました。
また、パナソニック コネクトは、LGBTQ+当事者が参加する『レインボービジネスネットワーク』の第2回勉強会イベントにも参加しました。このネットワークの目的は、アライ企業同士が集まり、意見交換や学び合いを行うことです。イベントでは、EY JapanのCEOからLGBTQ+に関する講演が行われ、また、当事者の体験談も共有されました。参加者からはアライ企業の重要性や、職場環境の改善に向けた具体的な課題についての意見が多く寄せられ、貴重な情報交換が行われました。
さらに、パナソニック コネクトは『Gemba Roundtable』という会議プログラムを無償公開し、他の企業がDEI推進に活用できるよう情報提供を行っています。このプログラムは、企業内のDEI理解を深め、より良い職場環境の確立を支援するために設計されています。
これらの取り組みを通じて、パナソニック コネクトは多様な人々が働きやすい環境を作るために力を入れています。CMO兼DEI担当役員の山口有希子は、経営者が率先してDEI推進を行う重要性を強調し、2024年10月には『コネクト DEI Month』の実施を計画しています。
パナソニック コネクトは、持続可能な社会の実現に向けて、LGBTQ+を含めた多様な人々の権利を尊重し、企業文化の改革に努めている企業です。