最近、サイバーセキュリティの脅威が増え続けている中、企業にとって適切なセキュリティ教育がますます重要になっています。そんな中、埼玉県川口市に本社を持つ縁(えん)マーケティング研究所が自社開発した「標的型攻撃メール対応訓練実施キット」に新機能を追加しました。この新機能では、サポート詐欺をシミュレートする訓練が可能となり、技術者でなくても簡単に実施できる環境が整いました。
新たに搭載されたサポート詐欺シミュレーション
サポート詐欺は、偽のセキュリティ警告を表示することでユーザーの不安を煽り、偽のサポート窓口に誘導し金銭をだまし取る行為です。新コンテンツは、このサポート詐欺をリアルに体験できるトレーニングです。例えば、従業員が訓練用のメール内のリンクをクリックすると、ウイルス感染を装った警告音や表示が現れ、実際のサポート詐欺に遭った場合と同じような状況を疑似体験できます。
この訓練は、従業員に対する重要なセキュリティ教育の一環として機能し、より実践的な知識を得ることができるでしょう。また、サポート詐欺に関する解説動画も付属しており、解説動画との組み合わせにより、より深い理解を促進します。
技術者不要の簡単操作
特に注目すべきは、技術的な知識がない担当者でも簡単に操作できる点です。トレーニングを担当する者が複雑な設定を行う必要がないため、より多くの企業が導入しやすくなっています。これは、中小企業など予算に限りがある企業にとっても、大変ありがたい機能と言えるでしょう。
無料評価版の提供
「標的型攻撃メール対応訓練実施キット」は、企業がこの新機能を体験できる無料評価版を提供しています。実際にトレーニングを体験することで、自社においてどのようにセキュリティ教育に活用できるのか、具体的なイメージを持って判断することができます。これにより、企業は自社の安全性を高めるための具体的なステップを踏むことができるでしょう。
新コンテンツのリリース日
この新コンテンツは、2024年10月11日(金)より利用可能となります。企業にとってセキュリティ教育は決して後回しにできない課題です。サポート詐欺の危険が増している今、この新機能を活用し、従業員をしっかりと教育することは、企業にとっての重要な責務と言えるでしょう。
縁(えん)マーケティング研究所とは
縁(えん)マーケティング研究所は、2014年の設立以来、中小企業に特化した安全対策の啓発活動を行ってきました。限られたリソースの中で、高度なセキュリティ教育を実施できるよう努めています。今後も、標的型攻撃メールに対する教育・情報発信を続けていく所存です。