千歳に新ロジセンター
2025-08-21 14:35:14

DHLが北海道千歳に新たなロジスティクスセンターを開設予定

DHLが北海道千歳に新ロジスティクスセンターを開設予定



2025年8月21日、DHLサプライチェーン株式会社が北海道千歳市に新たなロジスティクスセンターの建設を発表しました。このセンターは、半導体関連産業向けに特化した施設として設計されており、地域経済の活性化とともに日本政府が進める半導体産業の強化に貢献するものです。

起工式とプロジェクトの概要



プロジェクトに先立ち、2025年8月19日に起工式が執り行われ、関係者が出席しました。この新しい施設は、千歳市の次世代半導体産業集積地に隣接しており、製造装置メーカーや材料サプライヤーに対して、在庫保管や構内物流、エンジニアリングパーツのオンデマンドデリバリーサービスなど、さまざまな高度かつ付加価値の高い物流サービスを提供する計画です。

DHL千歳ロジスティクスセンターは、新千歳空港ICと近接しており、アクセスにも非常に優れています。新千歳空港からは車で約6分、先端の半導体研究開発・製造拠点からは約20分という立地により、国内外への輸送のハブとしても機能することを目指しています。

代表者のコメント



DHLサプライチェーンの代表取締役社長、ジェローム・ジレは「千歳ロジスティクスセンターが、北海道における半導体エコシステムの発展と地域経済の活性化に貢献するハブとなることを、大変うれしく思います」と述べています。また、同社は信頼性と環境への配慮を両立させた持続可能なサプライチェーンの提供を強調しています。

施設の特徴



新しいロジスティクスセンターは地上1階建てで、延床面積は約14,500平方メートル(約4,400坪)を有しています。この施設では、柔軟かつ高度なオペレーションにより、さまざまな物流ニーズに対応することが可能です。また、再生可能エネルギーの利用や水資源の効率的な活用、エネルギー効率を高めるためのモーションセンサー付きLED照明の導入など、サステナビリティにも配慮されています。

竣工予定



DHL千歳ロジスティクスセンターの竣工は、2026年末を予定しています。このセンターの開設により、DHLサプライチェーンは日本国内における物流ネットワークの強化とともに、アジア地域におけるシステムの拡充を図ることが期待されています。

グローバルな視点を持つDHL



DHLは、世界中で展開されているロジスティクスリーダーです。国内および国際小包配達、eコマースの商品配送、フルフィルメントサービスを提供し、グローバルなサステナブルな貿易を実現するために尽力しています。DHLグループとして、2050年までにゼロ・エミッションへの達成を目指しています。

DHL千歳ロジスティクスセンターの開設は、半導体産業だけでなく、地域全体の経済に好影響をもたらすことでしょう。今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
DHLサプライチェーン株式会社
住所
東京都品川区北品川4-7-35御殿山トラストタワー 8階
電話番号

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