キメラが米ワシントン・ポストのCMS「Arc XP」と提携、日本市場に進出

株式会社キメラと「Arc XP」の提携

株式会社キメラ（Ximera, Inc.）が、米国の著名なニュースメディア「ワシントン・ポスト」が開発した先進的なコンテンツ管理システム（CMS）「Arc XP」と戦略的なパートナーシップ契約を締結しました。この取り組みは、日本のデジタルメディア市場における新たな可能性を開くものとして期待されています。

Arc XPについて

「Arc XP」は、ワシントン・ポストの多年にわたる改革の成果として生まれたコンテンツプラットフォームです。このプラットフォームは、パブリッシャーが求める効率的なワークフローの自動化、ユーザー体験のパーソナライズ、収益化の促進を実現します。さらに、限りない創造性を引き出すためのAI機能を備えています。実際、すでに30以上の国々で採用され、2,500以上のウェブサイトで毎月数十億のページビューを記録しています。

日本市場での新たな展望

キメラは「Arc XP」を活用し、国内のパブリッシャーに向けて新たな価値を提供することを目指しています。デジタルメディアの成長と革新を促していく中で、キメラはパートナーとしての役割を果たしながら、国内メディア企業のニーズに応える対応を進めます。これにより、日本のメディアが現代のデジタル環境で必要とする価値あるワークフローが実現されることでしょう。

ウェビナー開催の予定

後日、Arc XPとその開発元であるワシントン・ポストの編集文化を紹介するウェビナーをキメラが主催します。詳細な日時や内容は改めて発表される予定で、興味のある方はぜひご注目ください。

Arc XPの社長、マシュー・モナハン氏は、「Arc XPの使命は、現代のメディアビジネスを持続可能な成長へと導くことです。キメラによる支援は、私たちのミッションに適合する素晴らしいパートナーシップです」と述べています。

一方、キメラの代表取締役社長、大東洋克氏は、CMSの選定の重要性に触れ、「Arc XPはメディア専用に設計されており、効率的な運用を実現するための高いポテンシャルを備えています。このプラットフォームが、デジタルメディアの運営において新たな選択肢となることを確信しています」と語っています。