脱炭素活動の実施
2026-02-06 16:51:15

大阪ガスが挑む!フィリピン・ベトナムの水田での脱炭素活動

大阪ガスがフィリピン・ベトナムでの脱炭素活動に取り組む



この度、大阪ガス株式会社が、環境DNAを分析する株式会社AdvanSentinel(AS社)と共に、経済産業省が主催する「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」の公募において、「フィリピン共和国・ベトナム社会主義共和国における水田での脱炭素活動と生物多様性への影響調査事業」が採択されました。この事業を通じて、水田のメタン排出を減少させつつ、生物多様性の保全に貢献する新しいビジネスモデルの構築を目指します。

事業の背景と目標



日本政府は、2030年まで累計で1億トンの温室効果ガスを削減することを目指し、また、2040年には2億トンを削減する計画を掲げています。これを実現するために、日本とホスト国との連携を強化する二国間クレジット制度(JCM)が導入されています。この制度を通じて、日本は東南アジアのホスト国との協力を深め、農業分野においてメタン排出量の削減を図っています。

農業におけるメタン排出は特に水田に多く、従来の方法では管理が難しいものでした。しかし、AWD(間断かんがい技術)の導入により、水田の水を抜けばメタンの排出を約30%削減することが可能です。フィリピンやベトナムはメタン排出量が多い国であることから、これらの技術を使い、より持続可能な農業と生物多様性の両方を守る仕組みが求められています。

本事業の具体的な内容



本事業は2026年3月から2027年3月までの期間を予定し、以下の内容を実施します。

1. 技術実証
水田からサンプリングを行い、環境DNAを解析することで生物多様性への影響を定量的に評価します。これにより、餌となる生物を持つエコシステムとメタン削減のバランスが見えてきます。

2. 収益性・市場性のフィージビリティスタディ
Green Carbon社などの専門家と連携し、事業の実現可能性を検証します。市場性も考慮に入れた調査を進めます。

3. 事業スキームの設計
大阪ガス、AS社、Green Carbon社、現地の大学などと協力し、役割分担や事業化のステップを明確にします。2027年度末までに20件のプロジェクトを実施することを目標としています。

社会課題への寄与と企業としての使命



Daigasグループは、「エネルギートランジション2050」の理念のもと、持続可能な社会づくりに貢献していきます。本事業を通じ、温暖化対策や生物多様性の保全に寄与し、地域の経済活性化や国際的な連携強化に努めます。脱炭素社会の実現に向けた新たなステップを踏み出すこの挑戦が、多くの利益をもたらすことを期待しています。

大阪ガスとAS社が推進するこのプロジェクトは、持続可能な未来を切り開く重要な取り組みとなるでしょう。


画像1

会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。